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テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
「縄文ZINE 10」望月昭秀編集発行 フリーペーパー界の雄!3万部近く発行しているはずの縄文時代に特化したフリーペーパーの最新号をゲットした。とは言っても、今回は珍しく岡山市埋蔵文化財センターでゲットしたので、一か月前の話なんだけど。いつも岡山市の無印良品でゲットするので、こんな「まともなところ」でゲットすると、なんか新鮮! 今回は特集2つがなんといっても面白かった。「わけのわからないものばかりの縄文時代で、とびきりわけのわからないもの」と「遺跡はみんなキラキラネーム」である。これはそのまま弥生時代でも当てはまる。 これは雑誌にはなくて、望月氏のツイッターから拾ったもの。尿瓶?そんなはずはないよね。わけわかんない。 これはテレ丸さんのツイートから拾ったもの。わけわかんない。 一般的にも「トロトロ石器」と名付けられているらしい。本来尖っていないといけない先が尖っていない。誰も傷つかない鏃だ。しかも、西日本の広範囲に渡って、ほぼ同じものが出土している。「かなり重要なものだったのではないか」と専門家の意見である。縄文早期に限られている。そうやって考えると面白い。 前から思っていたけど、遺跡って、字で名前つけるので、キラキラネームって多い。でも、編集人は100個も拾っている。ご苦労様。 多いのは、流石に甲信越、東北。私は近くの、岡山、鳥取、島根から採る。 【岡山】溝落遺跡 【鳥取】陰田隠れが谷遺跡、井図地中ソネ遺跡 【島根】面白谷遺跡、金クソ谷遺跡、アガリ遺跡、田中ノ尻遺跡 「金クソ」は、製鉄の際に出来る鉄鉱石のカスではあるが、知らない人にはインパクトがある。逆に、どんな土地なんだろうかと想像が膨らむ。面白谷は、ホントに私にもインパクトがある。なんでこんな名前? 名前の由来を深掘りしてもらいたかったが、無かった。次回に期待する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月13日 10時27分22秒
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