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カテゴリ:読書フィクション(12~)
「4分間のマリーゴールド」キリエ 小学館 長期連載中のマンガのドラマ化が多い中で、きちんと(たった)三巻で完結しているこのマンガをドラマ化したことに敬意を表したい。 人の死に際が見える主人公は、最愛の義姉の死を救うことが出来るのか?という物語。ドラマを見ると、原作通りには進行してはいないが、大筋のところは原作通りにするだろうと予測する。そうしないと、このマンガの意味はないからだ。 終わりから始まった、きちんと構成された、今どき珍しい作品だと思う。 因みに、「4分間」の意味は1巻目の最後の章で言及されている。それをどのように料理していくのか、脚本の力が試される。 それにしても、最近の漫画家の名前は、またもや全てカタカナだ。国際化を目指しているとは到底思えない。私的には違和感しか無い。 (作品紹介) すべてをかけて沙羅を救う! 義姉・沙羅との結婚を決めたみこと。 最愛の人と愛し合う、今この瞬間の幸せを噛みしめる沙羅とは対照的に、沙羅の死の運命を受け止め方を、自分に問いかけるみこと。 死は絶望なのか。いずれ来る死に対して、自分は何ができるのか。 そして、運命の瞬間が訪れる・・・ 「命」と「死」と向き合う救命士の祈るような愛の物語、堂々完結。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月26日 11時17分38秒
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