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再出発日記

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2019年12月09日
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カテゴリ:洋画(12~)
10月の一作品と11月の四作品を紹介します。



「閉鎖病棟-それぞれの朝-」
出始めの頃は危うかったが、「沈黙-サイレンス−」以来、小松菜奈はいい役者になろうとしている。精神病棟をじっくり撮ったのは、これが最初なのでは無いだろうか?それぞれ(入院患者全員)の事情は、あえてわかりやすく見せずに、お互いがそれぞれ踏み込まずに思いやりながら暮らしているのを、無理なく撮ったと思う。
ドラマ部分は、付け足しのようなもので、それが無いと終わらないからだろう。本人達に終わりは無い。でも、ドラマ部分に感動してしまった自分もいる。
もちろん、人はいつでもやり直せる。
STORY
長野県の小諸にある精神科病院には、さまざまな過去を持つ患者たちが入院していた。死刑囚だった梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)、幻聴が原因で暴れるようになり周囲から煙たがられている元サラリーマンのチュウさん(綾野剛)、不登校のため通院する高校生の由紀(小松菜奈)ら患者たちは、明るく生きていこうとしていた。ある日、秀丸が人を殺してしまう。
キャスト
笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈、坂東龍汰、平岩紙、綾田俊樹、森下能幸、水澤紳吾、駒木根隆介、大窪人衛、北村早樹子、大方斐紗子、村木仁、片岡礼子、山中崇、根岸季衣、ベンガル、高橋和也、木野花、渋川清彦、小林聡美
スタッフ
原作:帚木蓬生
監督・脚本:平山秀幸
2019年11月19日
MOVIX倉敷
★★★★



「ターミネーター:ニューフェイト」
シュワちゃんは「もう戻ってこない」と言ったのだから、シュワちゃんのターミネーターはこれで終わり。結局、彼ありきのこの話だったのだと思う。シュワちゃんが20年の間に考えを変えたのだとすれば、「運命」は「変えることができる」という命題を、繰り返し繰り返し作ってきたということなのだろう。
それと、もう一つ「人類の滅亡」という「運命」も繰り返し繰り返しやってくるというのだろう。
二つの運命を繰り返し繰り返し描くことで、人類特にアメリカ精神は、何を得てきたのだろう。それを突破するのは、サラ・コナーをはじめとする戦う女だったということなのか。
シュワちゃんとリンダは、想像以上に頑張っていたし、世界をそのまま信じさせる存在感に満ちていた。これは奇跡的なことかもしれない。でも、もう次は作ってはいけない。年寄が傷つきながら頑張る話は見たくない。
(STORY)
ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。
(キャスト)
アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ、(日本語吹き替え)、玄田哲章、戸田恵子、坂本真綾、小松史法、高垣彩陽、伊東健、落合福嗣
(スタッフ)
監督:ティム・ミラー
製作:ジェームズ・キャメロン
2019年11月18日
MOVIX倉敷
★★★★


10月の鑑賞を記録忘れていました。
「ある船頭の話」
もし評価するとすれば、奇跡のような渓谷の景色が2時間近くずっと続くことだと思う。明治時代、山奥に橋がかかる半年前の話。渡し舟しか手段がなく町へ行く田舎の人々は、トイチの舟を利用する。
少女が流れ着いて、不穏な空気が流れるけれども、大きな事件は終盤まで起きない。この辺りの脚本と緊張感の持たせ方が、やはりオダキリ・ジョーでは難しかったと思う。結局、近代化の波の中で失われる昔の暮らし、というようなテーマしか、くっきりとは浮かばなかった。とってつけたような最後の急転直下は、単に登場人物たちを舞台から去らせるための方便でしか無いように思う。
柄本明が、少女が何を考えているのか、最後までわからない構造は、それはそれでいいのだけど、それならば、もっと納得できる脚本にして欲しい。
(解説)
俳優オダギリジョーの監督作で、オダギリが長年温めていたオリジナル脚本を映画化したヒューマンドラマ。渡し舟の船頭の人生が、ある少女との出会いによって狂い始める。『カンゾー先生』などの柄本明が主演を務めるほか、村上虹郎、川島鈴遥らが共演。撮影監督に『花様年華(かようねんか)』などのクリストファー・ドイル、衣装デザインに『乱』『LOVERS』などのワダエミら世界で活躍するスタッフが参加した。
(ストーリー)
村と町の間に流れる川で船頭をしているトイチ(柄本明)は、ひたすら渡し船を漕ぐ毎日を送っている。人々は、川上に建設中の橋の完成を心待ちにしていた。ある日トイチは、一人の少女(川島鈴遥)と出会う。トイチは何も話さず身寄りのない少女と一緒に生活することになる。
2019年10月27日
シネマ・クレール
★★★


「ホテル・ムンバイ」
観る前は、てっきり数人の英雄が起死回生のアイデアと勇気を出して、ホテルの人々のほとんどを無事に救出した「ホントにあった奇跡の物語」かと思っていた。「奇跡の脱出劇」とは違う。「ひとりでも多くの命を救おうとした“名もなき英雄たち”」というチラシの言葉を軽く見ていた。フィーチャーされたのはホテルマン、デヴ・パテルとアメリカ人、アーミー・ハマーであるが、料理長も脱出の時にお客脱出を優先させた多くの従業員、元ロシア軍人も、みんな必死に命を救おうとしたし、それでも思った以上に多くの人の命が失われた。
チラシでは、ホテルに3日間閉じ込められたと書いているが、映画では12時間後には特殊部隊が到着している。どっちがホントなのか。いくらインドが広いと言っても、軍用輸送機で送ることはできなかったのか?等々とちょっと疑問も残る。
テロ側を、その人物像まで描いているのが、今までと違う。「まだ子どもじゃないか」と地元警察がいみじくもいったように、テロが起きる構造さえ見えるようにリアルに作っている。パキスタンの首謀者の悪意はとても恐ろしく憎い。
思った以上に社会派だった。
(ストーリー)
STORY
インドの巨大都市ムンバイに、臨月の妻と幼い娘と暮らす青年アルジュン(デヴ・パテル)は、街の象徴でもある五つ星ホテルの従業員であることに誇りを感じていた。この日も、いつも通りのホテルの光景だったが、武装したテロリスト集団がホテルを占拠し、“楽園”は一瞬にして崩壊する。500人以上の宿泊客と従業員を、無慈悲な銃弾が襲う中、テロ殲滅部隊が到着するまでに数日かかるという絶望的な報せが届く。アルジュンら従業員は、「ここが私の家です」とホテルに残り、宿泊客を救う道を選ぶ。一方、赤ん坊を部屋に取り残されたアメリカ人建築家デヴィッド(アーミー・ハマー)は、ある命がけの決断をするのだが──。
2019年11月25日
シネマ・クレール
★★★★


「決算! 忠臣蔵」
なんとか手に入れた内匠頭の奥様の輿入れ資金約5000両をまるまる再興(途中から討ち入り)資金として活用し始めたのは、いいけど、案外使うわ使うわ、江戸時代の物価は、どうやら現代よりも高い気がする。何しろ、京都から江戸へ半月ぐらいかけて往復するのに72万円必要なんでっせ?高すぎやろ!かけそば一杯480円で計算しているんだけど、天ぷらそばに変えた途端に960円するなんて高過ぎやろ!
そんなこんなで、討ち入り後に残った金は100両ぽっち。それも、48士の家族の面倒見てやってと頼まれたモンだから赤字だったそうだ。
吉本興業とジャニーズで、この群像劇をなんとか成立させている。次席家老を西川きよしにさせたのは、誤りかなと思ったら案外いい表情してた。それとNGT48の荻野由佳がいかにも料理屋の娘然としていて案外よかった。
本来の忠臣蔵とこの忠臣蔵を足して二で割ると現代的な見応えある忠臣蔵になるのかもしれない。この映画で、きちんと現代批判をしたならばよかったのに、中村監督にしてはいまいちキレが悪かった。
STORY
1701年、赤穂藩藩主・浅野内匠頭が江戸城・松之廊下で刃傷騒ぎを起こし、浅野家お取り潰しと内匠頭の即日切腹が決まる。筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)はお家再興のために幕府へ働きかけるが、その思いは断たれてしまう。江戸の庶民たちは吉良上野介へのあだ討ちを熱望するが、討入りするにも多額のお金が必要だった。
キャスト
堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、荒川良々、西村まさ彦、木村祐一、橋本良亮、寺脇康文、桂文珍、竹内結子、西川きよし、石原さとみ、阿部サダヲ
スタッフ
原作:山本博文
監督・脚本:中村義洋
撮影:相馬大輔
美術:倉田智子
照明:佐藤浩太
録音:藤本賢一
編集:小堀由起子
音楽:高見優
VFXプロデューサー:齋藤大輔
2019年11月30日
MOVIX倉敷
★★★★






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最終更新日  2019年12月09日 14時40分40秒
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