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再出発日記

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2020年01月18日
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カテゴリ:洋画(12~)

これが今年の最後。全部で111作品を観ました。



「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(字幕版)」(フリーパスポート第11弾)
スター・ウォーズは英雄譚です。そして繰り返しの物語です。古今東西の英雄譚が繰り返し同じ構造を持っているから、それは自明のお話なのです。けれども、繰り返し話を求められる。おそらくホモ・サピエンスのDNAに刷り込まれているからに他ならぬ、とまで私は思っています。
どういう物語か。英雄は或る辺境において召喚される。そこで試練に遭う。誘惑される。それを乗り越えて、勝利し、自分が何者なのかを発見する。そして、英雄は帰還し、物語は閉じる。
レイは砂漠の星から旅立ち、さまざまな戦いを経験し、繰り返しフォースの暗黒面への誘惑に遭い、そして自分が何者かを見つけて、最後には砂漠の星に戻り、シェダイとして生きることを決意したかのようにして終わった。
これは、最初期の三部作、次回三部作はダーベーダーになったので叶わなかったが、最後の三部作で見事にスカイウォーカーの物語にケリをつけて、全体としては「語り継ぐべき」英雄譚として終わった。
やはり映画館で観るべきだと思う。映像の迫力とか、物語の二転三転とか、やはり「嫌な予感がする」「フォースと共に」とかのお約束の言葉を直に聞きたいとか、「七人の侍」のオマージュに気が付きたいとか、不死身のファルコン号を目に焼き付けたいとか、そういうことではない(笑)。我々の世代で、もうこれ以上の英雄譚は目にすることが出来ないのではないかと思うからです。我々以前の世代は、小説などで、もっと古代では洞窟の中で語り部から聞いてきた英雄譚は、映画として、今回とりあえずの最高のエンディングを迎えた。最後の最後は字幕も消えて、闇の中に満点の宇宙の星々で終わる。それを是非体験してもらいたいと思うからである。次の世代は、立体ホモグラムで時代を代表する英雄譚を経験するのかもしれない。その世代に、我々の世代では「こういうお話がある。」と話を始めてほしいから。
(ストーリー)
はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、"光と闇"のフォースをめぐる最終決戦に託された─ 果たして、彼らを待ち受ける運命とは?そして、いかなるエンディングを迎えるのか?
監督   J・J・エイブラムス
出演   デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、ビリー・ディー・ウィリアムズ、キャリー・フィッシャー
[上映時間:142分 ]
2019年12月23日
TOHOシネマズ岡南
★★★★★



「カツベン!」
「かつて映画にはサイレントの時代があった。けれども日本には真のサイレントの時代はなかった。なぜなら、日本には活動弁士がいたからである。稲垣浩」
チャップリンのサイレントでさえも、活動弁士は換骨奪胎自分の作品としてしまった。そういう弁士に客は群がった。そういう時代があった。その作品を知っている人は少ない。現代でも弁士はいる。しかし、あの頃の弁士がどうだったのかは、今では想像するしかない。じゃ想像して見せてもらおうじゃないか!これはそんな作品である。
いやあ活動写真の如く、何が出るか予測できない、楽しい作品でした。
(ストーリー)
子どもの頃、活動写真小屋で観た活動弁士に憧れていた染谷俊太郎。“心を揺さぶる活弁で観客を魅了したい”という夢を抱いていたが、今では、ニセ弁士として泥棒一味の片棒を担いでいた。そんなインチキに嫌気がさした俊太郎は、一味から逃亡し、とある小さな町の映画館<靑木館>に流れつく。靑木館で働くことになった俊太郎は、“ついにホンモノの活動弁士になることができる!”と期待で胸が膨らむ。しかし、そこには想像を絶する個性的な曲者たちとトラブルが待ちうけていた!俊太郎の夢、恋の運命やいかに…!?
監督   周防正行
出演   成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、井上真央、小日向文世、竹野内豊
[上映時間:127分 ]
2019年12月23日
TOHOシネマズ岡南
★★★★



「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」
違う種族との共存を目指して闘ってきたバイキングの一族三部作の最終篇。ヒックは竜をずっと「相棒」と呼んでいた。対等に扱おうという気持ちは間違いないとは思うが、やはり竜に自由を「与える」という意識が見え隠れする。そもそも竜が対等だなんて、日本人の感覚じゃない。日本人にとっては、恐れ多い、畏れ敬う対象なのです。
でも、竜の存在を当時の北方から来た青い目の外国人だと想像したならば、ほんの数人の外国人を保護するために神の位置まで引き上げた古来の人たちの知恵もありうるかなとも思い出した。ちょっと私の小説構想のヒントを貰った。
(ストーリー)
かつてドラゴンは人間の敵だった。弱虫のバイキングの少年“ヒック”と、傷ついたドラゴン“トゥース”の活躍で彼らは共存する道を選び、バーク島で平和に暮らしていた。だが、ドラゴンが増え続けたバーク島は定員オーバー!亡き父の跡を継ぎ、若きリーダーに成長したヒックは、島を捨て、ドラゴンたちと新天地を探し求める決断をする。しかし、大移動の旅の途中、最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、“トゥース”の前には白い謎のドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現す…。そして彼らが辿り着いたのは、人間は住めないドラゴンたちだけの<隠された王国>だった―! “ヒック”と“トゥース”は別れる運命なのか?
監督   ディーン・デュボア
出演   声の出演:田谷隼、寿美菜子、宮里駿、南部雅一、村田志織、浅井孝行、田中正彦、深見梨加、小松史法、松重豊、岩崎ひろし
[上映時間:107分 ]
2019年12月30日
TOHOシネマズ岡南
★★★★
フリーパスポート13弾



「ジュマンジ/ネクスト・レベル 」
初めて観た。ゲームも慣れて来ると、サクサク進む。その分大変損をしている。面白かったけど、今はなーんにも残っていない。
(ストーリー)
ジュマンジ~!!!!!と叫んで、ジャガー像に宝石をブチ込み、ゲームクリアしたのが2年前。当時高校生だったスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーもそれぞれの路を進み、今は大学生。しかし、あの時の興奮が忘れられず、粉々に破壊したハズのジュマンジをこっそり修理し始めるスペンサー。その瞬間、またしてもゲームの中に吸い込まれてしまった。スペンサーを救出する為に、再びジュマンジにログインする3人。しかし、壊れたゲームの世界はバグっており、なぜかスペンサーのお祖父ちゃん達もジュマンジの中に!?!?そこはジャングルのみならず、砂漠、氷山など新たなステージが追加され難易度もアップ!
監督   ジェイク・カスダン
出演   ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン
[上映時間:123分 ]
2019年12月30日
TOHOシネマズ岡南
★★★
フリーパスポート第14弾



「男はつらいよ お帰り 寅さん」
そうだよね、こういう作りにならざるを得ない。いくら名作だと言っても「口笛を吹く寅次郎」の高梁市の一場面が出てくるはずもない。柴又と柴又の駅と細々と続いているとらやとその奥の居間が何度も映し出される。
こういう作りにならざるを得ない。満男が主人公にならざるを得ない。そして分かることがある。いくら満男が寅さんの血筋を引いていようとも、いくら満男が優しさを見せようととも、やはり満男と寅では格が違うのだ、と。
時は流れて、大きく変わったことがある。例えば、おいちゃんとおばちゃんは鬼籍に入っていた。さくらと博は、荒川土手の建売を畳んでとらやに引っ越していた。その他、いろいろ。そして、最大の関心事も、あゝそうなのだ、と得心した。それから、私だけの説だったのだが、寅さんとリリーは、実は結婚していて時々別居しているだけなんだと思っていたのだけど、今回明確に否定されてしまった。
少し笑った。少ししんみりした。大きく感動はしない。けれども、寅さんのことをこんなにも忘れない人たちが、こんなにもいるということを確信できる。そういう正月になるだろう。これをネタに「今月の映画評」が書けるかな、と期待していたけど、そういうインパクトはなかった。
(ストーリー)
小説家の満男(吉岡秀隆)は、中学三年生の娘と二人暮らし。最新著書の評判は良いが、次回作の執筆にはいまいち乗り気になれないモヤモヤした日々。なぜか夢の中には、初恋の人・イズミ(後藤久美子)が現れて悩みだす始末。そんな時、妻の七回忌の法要で柴又の実家を訪れた満男は、毋・さくら(倍賞千恵子)、父・博(前田吟)たちと昔話に花を咲かす。いつも自分の味方でいてくれた伯父・寅次郎(渥美清)との、騒々しくて楽しかった日々。あの寅さんへの想いが、蘇る―
監督   山田洋次
出演   渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、カンニング竹山、濱田マリ、出川哲朗、松野太紀、林家たま平、立川志らく
[上映時間:116分 ]
2019年12月30日
TOHOシネマズ岡南
★★★★
フリーパスポート第15弾






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最終更新日  2020年01月18日 09時59分17秒
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