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再出発日記

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2020年02月09日
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カテゴリ:洋画(12~)
最後の三作品は、tohoシネマズから離れて色んな映画館で観た。館独自の上映に良い作品は多い。という法則はあると思う。


「ある女優の不在(原題 3FACES)」
ドキュメンタリータッチのシニカルなストーリー、芸人と女優の間で揺れる3世代の女優、中央から見放されたようなイラン僻地の実態、というようなテーマも興味深かったが、私は初めて観るようなイランの片田舎の景色が既視感があった。
それはまるで、釜山から蔚山に行く途中に合計2回よった彼処のような崩れた土壁の村、ガタガタのコンクリートブロックの壁、四合院タイプだけど、乾いた土地らしく変形した建物、ドアの作りが韓国・中国そっくり(シルクロード関係だからか?)、放牧と果物を作って人生を終える村人たちと新しい車を乗り回しスマホを終始観る若者たちが同時にしかも百数十人規模で住んでいる村の現実(人口の新陳代謝はあるけど、なかなか未来を感じられないというのもあると思う)。
主要登場人物が3人とも本名で登場しているのは、20年間映画作りを禁じられている監督が「これは映画ではなくて記録映画なんです」と説明するための装置なのだろうか。
(解説)
『チャドルと生きる』『オフサイド・ガールズ』などのイラン人監督、ジャファル・パナヒが第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したドラマ。夢を断たれた少女が自殺しようとしていることを知った女優が、パナヒ監督を伴い少女の住む村を訪れる過程を、ドキュメンタリーとフィクションの枠を超えて表現する。ベーナズ・ジャファリ、マルズィエ・レザイらのほか、パナヒ監督自身も出演した。
(あらすじ)
イランの女優ベーナズ・ジャファリのもとに、マルズィエという少女から動画のメッセージが届く。女優を目指すマルズィエは、芸術大学に合格したが家族によって夢を断たれたと話し、ロープを首にかけようとしていた。ジャファリは心配になり、ジャファル・パナヒ監督と共にマルズィエの住む村に行く。少女を調査をするうちに、二人はイラン革命後に起きたスター女優の悲劇を知る。
(キャスト)
ベーナズ・ジャファリ(ベーナズ・ジャファリ)
ジャファル・パナヒ(パナヒ)
マルズィエ・レザイ(マルズィエ)
(スタッフ)
監督・脚本 ジャファル・パナヒ
1月27日(月)
シネマ・クレール
★★★★



「リチャード・ジュエル」
捜査状況を明かしたFBIとそれを記事にした女性記者が、これを作ったが、それに乗った他メディアと何の見解も出さなかったFBIは次に悪い。そして、不確かな情報に乗った世間が悪い。キャシー・ベイツの記者会見を涙を流して聞くキャシーに反吐が出る。サム・ロックウェルが、すっかりこんな役がついてきた。悪のようで、実はいい役をジョジョでもやっていた。ポール・ウォルター・ハウザーは、見事な肥満ぶり。これ以降どうなるんだろう。キャシー・ベイツの助演よりも、こっちに主演をあげて欲しい。
松本サリン事件が明らかになった1年後じゃないか!アメリカはこの事件のことを知らなかったのか?
現代は、マスコミが扱わなくても、インターネットに流れるだけでこれと同様のことが起こる世の中になった。我々の情報テリラシーが問われている。
麻薬疑惑で、何処からか元アイドルの名前が何人か上がり、1人は声明を出すことになっている。我々はそんなに偉いのか?
(ストーリー)
1996年、アトランタで開催されたオリンピックで爆破テロ事件が発生する。警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)が爆弾の入ったバッグを発見したことで、多くの人々の命が救われた。だがFBIは、爆弾の第一発見者だということを理由に彼を容疑者として逮捕。リチャードを担当する弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)が捜査に異議を唱える中、女性記者のキャシー・スクラッグス(オリヴィア・ワイルド)の記事をきっかけに容疑の報道は熱を帯びていく。
(キャスト)
ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、オリヴィア・ワイルド、ニナ・アリアンダ、イアン・ゴメス
(スタッフ)
監督・製作:クリント・イーストウッド
製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイアー、ケヴィン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイヴィソン、ジョナ・ヒル
脚本:ビリー・レイ
1月28日(火)
MOVIX倉敷
★★★★



「風の電話」
古来より、挽歌の伝統有り。鳥や風に託して言葉を送る。古来より、英雄(ヒロイン)は、厄災を背負いて旅をして何かを得る。
危篤状態の伯母を置いて旅をするのが非常識とか、女子高校生のヒッチハイクなんて荒唐無稽だとか、偶然が重なりすぎるとか、そういう批判はおそらく重々承知の上で作られた、いわば「英雄譚」である。
ヒロインは、佇まいだけで選ばれたのだろう。ラストの風の電話場面だけ本気でやったということもできる。それを脇が支えた。特に、福島の年寄の怨念・情念をそのまま演ったかのような西田敏行の場面は圧巻であった。
生きていりゃハラが減る。生きていなけれゃ思い出す人がいなくなる。生きているから、支え合う。そういうことを、少女は静かに納得する。
(ストーリー)
2011年に岩手県大槌町のガーデンデザイナー・佐々木格が死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから自宅の庭に設置し、「天国に繋がる電話」として人々に広まった<風の電話>をモチーフにした作品。震災から8年が経ち、一見日常を取り戻しつつある中、ある日突然、ハル(モトーラ世理奈)の伯母が倒れ、少女の行き場の無い怒りや悲しみが、叫びとなって響き渡る。その後、少女は豪雨被害にあった広島で年老いた母と暮らす公平(三浦友和)、ハルと同じく震災で家族を失った森尾(西島秀俊)、かつての故郷の景色に想いを馳せる今田(西田敏行)など、旅の中で出会った人々のそれでも生きていくという強さに触れる。ハルは次第に光を取り戻していく。一人の少女が広島から故郷の岩手に帰り、天国につながる唯一の電話「風の電話」にたどり着くまでの道程が描かれる。
【公開日】 2020年1月24日
【上映時間】 139分
【配給】 ブロードメディア・スタジオ
【監督】 諏訪敦彦
【出演】 モトーラ世理奈/西島秀俊/三浦友和/西田敏行 ほか
1月30日(木)
イオンシネマ岡山
★★★★





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最終更新日  2020年02月09日 13時15分34秒
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