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再出発日記

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2020年02月28日
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カテゴリ:考古学
高松駅に着くまでは、「静かなる炎天」の書評に詳しく書きます。


高松駅についた。ホントは7時に家を出るつもりだったので、9時に家を出て11時20分過ぎについたのは僥倖の部類に入る。バスの運転手に感謝。


その足で、県立ミュージアムに足を運ぶ。10分少々で着いて、40分ほどで見て周り、15分で戻る。今日は2つの博物館を回って、山登りさえする。急ぎすぎて困ることは無い。





県立ではあるが、やはり古代は全体の数%しか展示スペースがない。それでも紫雲出山遺跡の弥生時代に戦争が始まったことを証明する石鏃の展示や、石清尾山(いわせおやま)古墳群の猫塚古墳の遺物の展示が目立っていた。








今日は、図録を買う気まんまんでリュックを担いでやってきたのにお店には本図録もなければ、古代歴史関係の図録は一切なかった。「ないんですか?」「本図録は売り切れているんです。」とのこと。この博物館に、古代遺跡を期待するのは、一切やめよう。



昭和町までの切符を買った後に、電車は50分後にしか来ないことが判明。50分の待ち。お昼を食べにうどんやに入る。なるほど、うどんそのものはコシもないし、キレもない。何故それが、本場高松でこんな人がいるのか、不思議だったが、天ぷらが美味しいのである。出汁も良い。香川でうどん屋を流行らせるためには、うどんだけではダメなのである。


ここまで来たら歩いて行った方が早いと判断する。途中で高松市のマンホールを写す。屋島の戦いでの「那須与一扇の的を射る」の図です。高松市立歴史資料館は、昭和町にある。約15分間で着いた。





ここの展示も、古代に関しては県立とそう変わらない。





図録も本図録こそはあったが、古代歴史ものはほとんどなかった。あと確かめていないのは、埋蔵文化財センターだけか。


同じ建物に菊池寛記念館が併設されていたので、この前書評を書いたこおもあり、覗いてみる。歴代芥川賞・直木賞受賞者をずらっと並べているのが印象的。流石に、戦時協力の展示はザット見ただけだが一切なかった。


歴史資料館の受付の方に、石清尾山古墳群の行き方を詳しく聞いて歩いてゆく。石清尾八幡宮神社には、馬の大きな像があった。何故か?ちょっと興味あったが、確かめる時間はない。

資料館受付だけではなく、車を洗車していたおじさんや、タクシー会社に居た運転手など、途中で声をかけながら迷うことなく山登りを敢行する。こういうのが、日本の遺跡巡りでは便利なところだ。韓国のように決して一緒に歩いてくれる人はいないが、要所要所で的確なアドバイスをもらえる。異様に車の行き交いが多い。普通の古墳群の山にはあり得ない多さ。道理でみんな場所を知っているわけだ。時は天皇誕生日。頂上の峰山公園に向けて、4つある駐車場は全部満杯で、子供がうじゃうじゃと遊んでいた。かなり急なハイキング道をあがって行ったおかげで、八幡宮からは30分ほどで公園に着いた。大汗。良い運動。




横穴式石室が見事に残っている石清尾山2号墳。六世紀末の築造。公園から5分という立地とメジャーな姿で国指定になったけど、特異性はない。





そこから猫塚古墳を目指す。これが今日の目玉である。何故か。2世紀の楯築遺跡以来、日本に再登場した双方中円墳という形を見たかったというのが一つ。ここから出土したという副葬品が多様で、紛うことなきこの地域の王墓であったということが一つ。県立ミュージアムでも、歴史資料館でも、出土品のレプリカが展示されていた。銅剣17本、銅鏃8本、筒形銅器3本、内向花文鏡など様々な鏡。ホントに全部猫塚から出たのか?という多さだ。




ところが、迷って、地域の人にも聞いたが「あっちの方ですよ。えっ、案内板ありますよ」という返事。でも、案内板はない。細道を入ったところの古墳の目の前に案内板はある。知らない人は、どうやって此処に来るんだ?と私は言いたい。以下次号。





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最終更新日  2020年02月28日 18時09分37秒
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