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再出発日記

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2020年04月08日
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カテゴリ:洋画(12~)
3月に観た映画は8作品。3回に分けて紹介します。


「男と女 人生最良の日々」
とうとう前作をジックリ観ることなく、50年後の彼らを鑑賞させてもらった。
ジャン・ルイは女たらしでアンヌと別れた訳だが、幾つもの詩を暗唱し、アンヌのことは決して忘れず、そして人生を閉じようとしている。
前作とおそらく同じ構造だと思われる。顔のアップを多用し、大きなストーリーは作らず、音楽の歌詞で気持ちを代弁し、ラストも曖昧にする。
「死は納税の義務のようなものだ」
「今は最悪の中のベストだな」
歌詞や詩だけでなく、まるで哲学者のように、この女たらしの言葉は心に突き刺さる。嗚呼これが50年間人々を魅了してきた作品なのか。
(解説)
「愛の伝道師」クロード・ルルーシュ監督が紡ぐ忘れられないあの物語が、長い時を経てスクリーンに蘇る…
恋愛映画の金字塔『男と女』のスタッフ・キャストが再集結!
1966年に大喝采を浴び、世界中が心を奪われた傑作フランス映画『男と女』。男女の機微を見事に描いた恋愛映画の金字塔として、いまなお語り継がれている。あれから53年。カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールをはじめ、アカデミー賞で最優秀外国語映画賞を受賞した愛の物語がふたたび動き出す。
いまや記憶を失いかけている元レーシング・ドライバーの男ジャン・ルイ。過去と現在が混濁するなかでも、かつて愛した女性アンヌのことだけを追い求めていた。そんな父親の姿を見た息子は、アンヌのことを探し出す決心をする。そしてついに、別々の道を歩んでいた2人は再会を果たすことに。長い年月が過ぎたいま、アンヌとジャン・ルイの物語がまたあの場所から始まろうとしていた……。
アンヌを演じるのは、『男と女』でゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞し、アカデミー賞においても主演女優賞にノミネートされた女優アヌーク・エーメ。類まれなる美貌と変わらぬ気品でスクリーンに華やかさを加えている。対するジャン・ルイも、前作に引き続き名優ジャン=ルイ・トランティニャンが続投。近年も『愛、アムール』(12)でセザール賞の主演男優賞に輝くなど高く評価されているが、年齢を重ねたがゆえの重厚な存在感で観る者を魅了する。
監督を務めたのは、フランスの巨匠クロード・ルルーシュ。エスプリに富んだ会話は、さまざまな男女を描き続けた「恋愛の名手」ならでは。1作目の名シーンを織り交ぜながら、新たなラブストーリーを紡いでみせた。そして、音楽を手掛けたのは、ルルーシュ監督の盟友で、昨年惜しくもこの世を去った作曲家のフランシス・レイ。お馴染みの「ダバダバダ…」のスキャットで始まる『男と女』のテーマ曲は、色褪せることのない名曲として愛され続けている。本作でも、遺作となった大人の色気を感じさせる曲の数々で愛のメロディを響かせ、作品に彩りを加えた。
50年以上の時を経て、同じキャスト・スタッフが再集結するという奇跡が実現。「愛は時に素晴らしく、そして難しいということを示した説明書のような作品」と語るルルーシュ監督が贈る「恋愛映画の真骨頂」がついに誕生した。誰もが一度は経験したことのある愛の喜びと痛み。心の奥にしまい込んだはずのきらめきが、いま蘇る。
2020年3月1日
シネマ・クレール
★★★★


「彼らは生きていた」
「1917」は、第一次世界大戦中の英国兵士が前線での1日を描いた作品であるが、「これは地獄だ」と思った。しかし、幾らかは誇張があるかもしれないと少しは疑っていた。
このドキュメンタリーは、白黒の記録映画を舞台が戦場に移った途端に着色する。爆発の音も映画館並みにドルビー音響になっている。まるで、映画作品を見ているようだ、と感じる。そして観るのである。地獄を。「1917」よりも更に酷い地獄を。
第一次世界大戦は、奇兵隊の「牧歌的な」戦争から、集団総力戦に移った最初の大戦である。英国だけでも100万人が4年間のうちに亡くなった。いろいろな戦争ドキュメンタリーを観たし、戦争映画を観た。こんなにも直接的で生々しく、ストレートに「戦争はイヤだ」と伝わる作品は初めてだ。みんなが観るべき作品である。
(解説)
イギリス帝国戦争博物館に所蔵されていた第一次世界大戦中に西部戦線で撮影された未公開映像を元に、ピーター・ジャクソン監督がモノクロの映像をカラーリング。3D技術を応用してリアルさを追求した。大戦当時は音を録音する技術がなかったため、音声は主に退役軍人のインタビュー音源を使用。一部の兵士の話す声や効果音などは新たにキャストを用いて演出し、今まで見たことの無いほどの鮮やかで臨場感あふれる戦争場面を復元。
当時の兵士たちの戦闘シーンだけでなく、休息時や食事など日常の様子も盛り込まれており、死と隣り合わせの状況でも笑顔を見せる兵士の姿が非常に印象的。異なるスピードで撮影されていた古い映像を24フレームに統一。戦士した仲間を埋葬するシーンや戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなどを、アカデミー賞スタッフの力を総動員して、100年以上前の映像とは思えないほど緊迫感にあふれる映画に仕上げた。これまで、遠い過去の話としてしか捉えていなかった第一次世界大戦の戦場を、身近に、生々しくスクリーンに蘇らせることに成功。これぞまさに映画の力といべき、画期的な傑作ドキュメンタリー!
(STORY)
第一次世界大戦
兵士たちが見た真実の戦場とは――
1914年、人類史上初めての世界戦争である第一次世界大戦が開戦。8月、イギリスの各地では宣戦布告の知らせと共に募兵を呼びかけるポスターが多数掲出され、志願資格の規定は19歳から35歳だったが、19歳に満たない大半の若者たちも歳をごまかして自ら入隊。よく分からないまま志願した者も多く、国全体が異様な興奮状態に包まれていった。
練兵場での6週間ほどの訓練を経て、西部戦線への派遣が通達された。
船でフランス入りしたイギリス兵たちは西部戦線に向かって行軍。イギリス兵たちは塹壕で監視と穴掘りに分かれて交代しながら勤務する。遺体を横切りながら歩き、ひどい環境の中、つかの間の休息では笑い合う者たちもいた。
菱形戦車も登場し、ついに突撃の日。彼らはドイツ軍の陣地へ前進する。そこへ、突然に射撃が始まり…。
2020年3月5日
シネマ・クレール
★★★★


「ジュディ 虹の彼方に」
スターだけが味わう孤独と、希望、そして輝き。
薬を毎日飲んでいるし、若い夫は詐欺師みたいな動きをするし、ビタミン剤は怪しいし、でもそれらは80-90年代の話だ。これは1968年の話である。最も彼女は、薬漬けで不眠症になり、それで死期を早めたらしい。
彼女は、純粋に疲れ切って、そして自滅し輝いた。昔、笑福亭松鶴が舞台ごとの出来が上下ありすぎて、でも愛された。かつてその最高の出来を、私は観た。彼女の最後の歌はそういう歌だったと思う。それは人を感動させるだろう。彼女には、何の思い入れもなかったけど泣きそうになった。
持ち歌が、なぜか本人の人生をなぞっているのは、ボヘラプ以来流行りなのか?
(ストーリー)
ミュージカル映画のスターだったジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)は、遅刻や無断欠勤を重ねた結果、映画のオファーがなくなる。借金が増え続け、巡業ショーで生計を立てる毎日を送っていた彼女は、1968年、子供たちと幸せに暮らすためにイギリスのロンドン公演に全てを懸ける思いで挑む。
(キャスト)
レネー・ゼルウィガー、ジェシー・バックリー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、マイケル・ガンボン、リチャード・コーデリー、ロイス・ピアソン、ダーシー・ショー、アンディ・ナイマン、ダニエル・セルケイラ、ベラ・ラムジー、ルウィン・ロイド
(スタッフ)
監督:ルパート・グールド
脚本:トム・エッジ
原作:舞台「End Of The Rainbow」ピーター・キルター
プロデューサー:デヴィッド・リヴィングストーン
2020年3月7日
MOVIX倉敷
★★★★






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最終更新日  2020年04月08日 11時22分08秒
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