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テーマ:ニュース(99450)
カテゴリ:社会時評
朝日新聞の連載記事。朝日は「改憲は遠のいた。それは安倍政権が自ら潰したのだ。それは傲慢があったからだし、それが世論の反発を招いた」という趣旨の記事を昨日配信したようだ。「ようだ」と書いたのは、有料記事なので、下記以外は読めないからである。
だから具体的に批判できないが、私は「傲慢(ごうまん)」のせいとは思わない。それは国民が「明確に安倍首相は戦争できる国を目指しており、国民はそれを目指さない」と自覚していたからだ。ということだと思う。 その上で、安倍首相側に「事実を誤魔化して国民をコントロールできる」という「傲慢」があったかというと、あったと思っているけど、根本はそこではない。 でも、歴史は次第と引きずられるように戦争に入ってゆくことはあったし、これからも、特に日本人はあり得ると思うし、その危険はあまり減じていないとも思う。 ともかく、今朝の朝日のリード文を見て、私の思ったことはそれだけ。 連載考 最長政権 第1回改憲機運、自ら潰した安倍政権 傲慢が招いた世論の反発 編集委員・国分高史、星野典久、菊地直己 2020/8/30 5:00 有料会員記事 絶頂期は4年前だった。 2016年7月10日の参院選投開票日。自民党本部で当選者の名前に花をつける安倍晋三首相は、カメラに満面の笑みをたたえていた。最終的に3分の2を超える「改憲勢力」を衆参両院で確保した首相は、悲願の憲法改正について「しっかりと橋がかかったんだろうと思っている」との手応えを示した。 「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」。こんなビデオメッセージを改憲派の集会に送ったのは、その次の憲法記念日のことだった。 だが、その橋を渡ることはなかった。06年からの第1次政権で改憲手続きを定めた国民投票法を成立させた安倍首相だが、2次政権では具体的な改憲案を国会で議論することはできなかった。28日の退陣表明の会見では、「憲法改正、志半ばで職を去ることは断腸の思いであります」と無念を語った。 なぜ首相は憲法改正を進められなかったのか。 12年末の政権奪還直後は、参… https://www.asahi.com/articles/ASN8Y7HGGN8YULZU003.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月31日 07時36分36秒
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