|
テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
「ファンタジーの世界地図」ヒュー・ルイス=ジョーンズ編 東京堂出版 さあ借り出したぞ! 定価は12000円だ。図書館様々である。 いろんな作家がファンタジー地図への思いを書いているけど、 知らないおじさんばっかなので多くは無視する。 たくさんの地図のキャンプションを読むだけで楽しい。 西洋における、 この500年ほどのファンタジー受容史 とも捉えれる。 地図だけを見ていると、 40幾つの作品のうちしっかり「読んだ」のは なんと「宝島」と「指輪物語」だけ、 という私の体たらくもあり、 ほとんどの地図になかなかのめり込めない。 だって、物語の地図って、 知っているだけの人にはよくわからない よく読んで本の隅々の記載が気になっている人だけに 地図の書き込みが輝いて見えると思う。 一方、トールキン自筆の方眼紙「中つ国」地図は、 興奮した。 ゴンドール、ローハン、モルドールの位置関係は分かったが、 その他の細かい書き込みの意味がわからない、 もどかしい! 私はやはり日本のファンタジー地図を読みたい。 「十二国シリーズ」「守り人シリーズ」「獣の奏者」「鹿の王」「ナウシカ」「もののけ姫」「北方謙三水滸伝」「藤沢周平海坂藩」は現代もの、 「怪人二十面相シリーズ」「鉄腕アトム」の昭和もの、 「南宋里見八犬伝」「東海道中膝栗毛」などの江戸もの 絵巻物は、そのままファンタジー地図だし、 或いは「古事記」まで行ってもいい カラーじゃなくていいから、 このような大判で、 名編集長さま、 作ってくれないかしら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書(ノンフィクション12~)] カテゴリの最新記事
|
|