6856678 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

再出発日記

再出発日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

『「難治の国」ある… New! Mドングリさん

昔語り:船場の末裔 New! 天地 はるなさん

韓国旅行2024春旅3… New! suzu1318さん

ネイルとデザート屋… New! はんらさん

消滅自治体の前に県… New! 七詩さん

カレンダー

2021年01月18日
XML

「鬼滅の刃13-16」吾峠呼世晴 集英社コミックス

「刀鍛冶の里」「柱稽古」編を経て、一挙に柱たちと無惨たちとの戦いに突入した今巻。誰も死んでほしくないけど、そんなことは言ってられないんだろうな。

最終巻の後にレビュー書こうとしたけど、長くなりそうなので、中間報告。因みにまだこれ以降の巻を読めてません。時間切れでした。来月ぐらいになるかな。この段階で、幾つかこのマンガの世界観が小出しにされました。その他気がついたことがあります。その感想です。

単行本では、一冊に一つではなく、全ての話の扉絵の裏の空いた頁にサービスショットをつけています。ここまでサービスしている作家は珍しい。例えば、アニメ化決定で喜ぶ扉絵の後ろに「悲惨な回の話に(雑誌ならば説明ついているけど)意味わからない楽しそうな扉絵載せてごめんなさい」という絵さえ載せて謝罪しています。ここらあたりの正直さ、誠実さが、ほとんどそのまま竈門炭治郎です!また、そのサービスショットを見ていてわかるのですが、吾峠さんの絵は、出来上がりこそは書き込みが凄くて個性的ですが、ラフデッサンからペン入れ仕上げまでが、昔ながらの描き方で、全く奇をてらった所がありません。吾峠さんは努力の人です。ともかく、竈門炭治郎と同様、きつい修行をしながら身についた「考える」「最後まで諦めない」「画」なのです。はっきり言って、よくまぁ週刊誌ペースで描けたものだと感心します。その分、キャラクターが荒削りで、大まかな構成は出来ていたとしても、キャラ立ちは幾分かは多分後付けです。後々少年たちは「吾峠先生はここまで努力して僕たちに物語を残してくれた」「努力はしなくちゃいけない」と思うのではないでしょうか?「手塚治虫は生命を削りながら膨大な作品を残してくれた」と私たちが感謝するように。

さて、小出しにされている作品の世界観です。そのまま紹介するのはネタバレになるので出来ません。でも、ここで描かれている「鬼」は、決して歴史的に支配者階級から「鬼」とされたモノではないし(例えば桃太郎伝説における温羅伝説)、妖怪一族の亜流でもないことはわかりました。いま「鬼」に対する世の中の関心が高まっていますが、「鬼滅」を以って「鬼」のイメージを持たないことを祈るばかりです。また、鬼殺隊当主が無惨に指摘する言葉は、重要です。「君は(永遠を)思い違いしている。永遠というのは人の想いだ」意味がわからなかった少年・少女たちには、是非人生の課題として噛み締めて欲しいですよね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年01月18日 12時49分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書フィクション(12~)] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

永田誠@ Re:アーカイブス加藤周一の映像 1(02/13) いまはデイリーモーションに移りました。 …
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
生まれる前@ Re:バージンブルース(11/04) いい風景です。 万引きで逃げ回るなんて…
aki@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) 日本有事と急がれる改憲、大変恐縮とは存…
北村隆志@ Re:書評 加藤周一の「雑種文化」(01/18) 初めまして。加藤周一HPのリンクからお邪…
ななし@ Re:「消されたマンガ」表現の自由とは(04/30) 2012年に発表された『未病』は?
ポンボ@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) お元気ですか? 心配致しております。 お…
むちゃばあ@ Re:そのとき 小森香子詩選集(08/11) はじめまして むちゃばあと申します 昨日…
KUMA0504@ Re[1]:書評「どっちがどっち まぎらわしい生きものたち」(02/26) はんらさんへ 今気がつきました。ごめんな…

バックナンバー

・2024年04月
・2024年03月
・2024年02月
・2024年01月
・2023年12月
・2023年11月
・2023年10月
・2023年09月

© Rakuten Group, Inc.