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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:洋画(12~)
「約束の宇宙(そら)」 事実に基づいた映画のように作られた、母親宇宙飛行士物語。訓練描写は本物の欧州宇宙機関(ECA)の協力を得て、ドキュメンタリーのように撮影された。その中で、識字障害などを持つ7歳の娘ステラと2ヶ月後に1年間離れ離れになる生活を送る。 宇宙は、地球の端に出張するのとはわけが違う。子どもは母親離れをするのには幼過ぎ、母親も子ども離れできるほど、子どもから離れられない。子どもを預ける夫と離婚していたのなら尚更だ。「プロキシマ」計画とは「約束」計画かと思っていたら違っていた。「最も近い」計画だそうだ。「離れるほどに強くなる、親子の愛と絆」という煽り文句そのままの作品でした。 けれども、宇宙では何が起きるかはわからない。「詐欺連鎖」は上でも下でも起きるかもしれない。子どもは1年経てば刮目して見よ、となるかもしれない。しかし、それはこの作品のテーマではない。 見どころ シングルマザーの宇宙飛行士と娘の絆を描いた人間ドラマ。待望の任務に選ばれるも、キャリアと娘への愛情のはざまで葛藤する女性を描く。監督は『ラスト・ボディガード』などのアリス・ウィンクール、音楽は坂本龍一が担当。主人公を『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』などのエヴァ・グリーン、その娘をおよそ300人の中からオーディションで選ばれたゼリー・ブーラン・レメルが演じ、『ハウス・ジャック・ビルト』などのマット・ディロン、『ありがとう、トニ・エルドマン』などのザンドラ・ヒュラーらが脇を固める。 あらすじ 欧州宇宙機関(ESA)で日々過酷な訓練に励んでいる宇宙飛行士のサラ(エヴァ・グリーン)は、夫と離婚し、7歳の娘ステラ(ゼリー・ブーラン・レメル)と二人で暮らしていた。ある日、サラは「Proxima(プロキシマ)」と呼ばれるミッションのクルーに選出される。長年の夢がかなう一方で、一度宇宙へ飛び立つとおよそ1年もの間、まな娘と離れ離れになってしまう。出発日が迫る中、母と娘は「打ち上げ前に、二人でロケットを見る」という約束を交わす。 2021年4月25日 シネマ・クレール ★★★★ 「ザ・スイッチ」(原題Freaky) 普段は観ないのだけど、「面白かった」という映画仲間の一言だけで朝早く起きて観た。もちろん、ホラー大好き青年の一言なので、そこまで凄い期待はしていない。 あゝなるほど、プラム(高校生卒業パーティー)の時期にブッチャーなどの殺人鬼が突然出現するのは、「ハメを外すな」という大人たちの戒めなのか!高校生たちはそれを逆手に取って、殺人鬼に追い回されること自体を楽しんでいるのか!アメリカ若者文化なのね。 今回の肝は、殺人鬼がお約束のように「突然」出現するのだけど、何故か気弱くて肯定感低くて実は美人の女子高生と魂が入れ替わり、パーティーが終わる12時までに決められたことをしないと元に戻れないという「設定」になっていること。 けれども、家族は殺されないし、黒人女友達と、ゲイの男友達と、片想いの優しい彼氏は仲間になってくれる。安心して観ていられる。殺されるのは、前半で主人公に意地悪した者だけ。完全にお約束だ。 なるほど、お約束をちゃんと観させてくれた、という事で「面白かった」のか。 最後の死んだはずの殺人鬼が何故か生き残って、主人公と最後の対決をして、気弱だった主人公が「私はたいしたタマよ」と決め台詞を吐くというのは、うーむ、これもお約束なの? (ストーリー) ミリーは、片思い中の同級生にも認識されない地味な高校生。親友たちと普通の学校生活を送っていたが、ある13日の金曜日、連続殺人鬼“ブッチャー”に襲われ謎の短剣で刺されてしまう。間一髪、命は取り留めたミリーだが、次の朝目覚めるとミリーとブッチャーの身体が入れ替わっていた。女子高生姿のブッチャーが虐殺計画を進めるなか、中年男姿のミリーは24時間以内に身体を取り戻さないと一生元の姿に戻れないことを知り・・・。 ※R15+ 監督 クリストファー・ランドン 出演 キャスリン・ニュートン、ヴィンス・ヴォーン 2021年4月29日 TOHOシネマズ岡南 ★★★ 「21ブリッジ」 まさか、こんな作品だったとは!の典型作品。 ニューヨーク85分署区域内で、麻薬強盗関連で警官8人殺しが起きる。敏腕刑事のデイビスは麻薬捜査官と操作に当たるが、犯人2人を数時間で目星をつけ、日の出までの真夜中ニューヨーク・マンハッタン封鎖に踏み切る。そして、夜中のうちに犯人逮捕までいくであるが、そこにあったのは驚愕の真実であった‥‥。 無駄に発砲する刑事ではなく、ホントの正義のために撃つ刑事。そういう意味では、おそらく2019年撮影だろうけど、2000年の問題を先取りした作品だった。これで最優秀男優賞をとってもおかしくはない。この時、大腸癌と戦っていたなんて信じられない。あんなに走って、あんなにガンアクションしているのに! 「シリーズ化して欲しかった」という声が出ているのも宜なるかな。 STORY マンハッタン島で、8人の警察官が殺害される事件が発生する。かつて警察官だった父親を殺害されたデイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、全面封鎖されたマンハッタンで調べを進めていくうちに、思いがけない事件の真実にぶち当たる。窮地に立たされた彼は、たった1人で事件の背後に隠されたニューヨークの闇と向き合うことになる。 キャスト チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、ステファン・ジェームズ、キース・デヴィッド、アレクサンダー・シディグ、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ スタッフ 監督:ブライアン・カーク 脚本・ストーリー原案:アダム・マーヴィス 脚本:マシュー・マイケル・カーナハン 製作:ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ、マイク・ラロッカ、ロバート・シモンズ、ジジ・プリッツカー、チャドウィック・ボーズマン、ローガン・コールズ キャスティング:アヴィ・カウフマン 音楽:ヘンリー・ジャックマン、アレックス・ベルチャー 衣装:デヴィッド・ロビンソン 編集:ティム・マレル 美術:グレッグ・ベリー 撮影:ポール・キャメロン 2021年4月29日 TOHOシネマズ岡南 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月13日 22時02分23秒
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