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再出発日記

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2021年08月07日
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カテゴリ:洋画(12~)
7月に観た作品は少し少なくて6作品。2回に分けて紹介します。



「アメイジング・グレイシス/アレサ・フランクリン」
技術的な問題だけでなくて、現代の情勢がこの作品の完成を後押ししたのだろう。観客の9割は黒人である。正に、ゴスベルは、黒人による黒人のための「キリスト布教歌」である。
最後の方に教義の歌は少し出てくるが、あとはひたすら「信じよ」「主は共にいる」「信じて良かった」という単純な絞り出すような祈りの歌である。

元々に、アフリカの単純なリズムがあり、その上にオルガンやギターのコードが流れ、その上に山の上まで届くような声量のアレサの歌が乗る。

そうやって、黒人はこの200年間の差別と少しの平穏と来世での平和を思い起こすのであろう。みんな悉く泣いているのが、特徴的で、信仰の持たない私などは蚊帳の外から眺めるばかりというタイプの映画である。

(解説)
2018年8月16日、惜しくもこの世をさってしまった「ソウルの女王」 アレサ・フランクリン(1942-2018)。
1972年1月13日、14日、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で 行われたライブを収録したライブ・アルバム「AMAZING GRACE」は、 300万枚以上の販売を記録し大ヒット。史上最高のゴスペル・アルバムとして今も尚輝き続けている。

その感動的な夜が遂に映像で蘇る。コーネル・デュプリー(ギター)、チャック・レイニー(ベース)、 バーナード・パーディー(ドラム)らに加えサザン・カリフォルニア・コミュニティ聖歌隊をバックに、 アレサが自らのルーツであるゴスペルを感動的に歌い上げた今や伝説となっているこのライブは、 実はドキュメンタリー映画としても撮影されていた。撮影したのは、 映画『愛と哀しみの果て』で知られアカデミー賞を受賞しているシドニー・ポラック。
アルバム発売の翌年に公開される予定だったが、カットの始めと終わりのカチンコがなかったために 音と映像をシンクロさせることができないというトラブルに見舞われ、未完のまま頓挫することに。
しかしいま、長年の月日が経てテクノロジーの発展も後押しし、遂に映画が完成。
音楽史を塗り替えたといわれる幻のライブが、日本で初めてスクリーンに登場する!

2021年7月1日
シネマ・クレール
★★★★



「Arc」

原作が純文学なので、ケレン味あふれるSF的な仕掛けは期待してはいなかったが、もう少し色気を出してもよかったのでは?

少なくとも85歳の頃は、今よりも100年後と思えるはず。それにしては、あまりにも風景や小道具が変わらなさすぎる。

それに、こういう仕掛けならば、社会の決定的な変革があっても良かったのではあるが、みんな少しデモがあっただけで受け入れている。メンテナンスは毎日しなくてはいけないのか、それとも一年に一回なのか、映画ではよくわからなかった。メンテナンスが必要ならば、果たして不老を受け入れるのか?我々の感覚ならば、五分五分というところではないか?

彼女が初めて135歳で、老化を止めた人というのはおかしい。もっと前に止める人はたくさんいるはずだ。SF仕掛けがないだけではなく、ストーリー的にも疑問が多く残る作品だった。ただし、人と感想を述べ合うにはピッタリの作品かもしれない。

STORY
近未来、放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)は人生の師となるエマ(寺島しのぶ)と出会い、遺体を生前の姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する「ボディワークス」という仕事に就く。一方、エマの弟で科学者の天音(岡田将生)は、この技術を発展させた不老不死の研究に打ち込んでいた。30歳になったリナは不老不死の処置を受け、人類で初めて永遠の命を得る。やがて、永遠の生が普通となった世界は人類を二分し、混乱と変化をもたらしていく。
キャスト
芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫
スタッフ
原作・エグゼクティブプロデューサー:ケン・リュウ
監督・脚本・編集:石川慶
脚本:澤井香織
音楽:世武裕子
撮影監督:ピオトル・ニエミイスキ
照明:宗賢次郎
美術:我妻弘之
録音:山本タカアキ
編集:太田義則
キャスティング:吉川威史
装飾:山川邦彦
スタイリスト:高橋さやか
ヘアメイク:酒井夢月
振付:三東瑠璃
VFXスーパーバイザー:鈴木信哉
音響効果:柴崎憲治
助監督:近藤有希
製作担当:三村薫
エグゼクティブプロデューサー:川城和実
製作:河野聡、池田宏之
コエグゼクティブプロデューサー:濱田健二
プロデューサー:加倉井誠人、仲吉治人
ラインプロデューサー:古賀奏一郎
VFXプロデューサー:加賀美正和
音楽プロデューサー:杉田寿宏
上映時間
127分

2021年7月6日
MOVIX倉敷
★★★



「いとみち」

全国の引っ込み思案女史が観たら、きっと元気出ると思う。

津軽弁ネイティブの駒井蓮ちゃんの、まるでドキュメンタリーのような作品。

見どころ

映画化もされた「陽だまりの彼女」などで知られる作家・越谷オサムの小説を原作にした青春ドラマ。強い津軽なまりと人見知りに悩む青森の女子高生が、メイドカフェでアルバイトを始めたことをきっかけに成長していく。監督・脚本は『俳優 亀岡拓次』などの横浜聡子。津軽三味線が得意な主人公を『名前』などの駒井蓮、彼女の父を『後妻業の女』などの豊川悦司、メイドカフェの先輩を『美人が婚活してみたら』などの黒川芽以が演じるほか、横田真悠、中島歩、お笑いタレントの古坂大魔王らが共演する。

あらすじ

青森県弘前市の高校に通う16歳の相馬いと(駒井蓮)は、強烈な津軽弁と人見知りが悩みの種で、大好きなはずの津軽三味線からも遠ざかっていた。そんな状況をどうにかしたいと考えた彼女は、思い切って青森市のメイドカフェ「津軽メイド珈琲店」でアルバイトを始める。当初はまごつくものの、祖母のハツエ(西川洋子)や父の耕一(豊川悦司)、アルバイト先の仲間たちに支えられ、いとは少しずつ前を向いていく。そんな中、津軽メイド珈琲店が廃業の危機に見舞われる。

2021年7月8日
シネマ・クレール
★★★★







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最終更新日  2021年08月07日 19時17分04秒
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