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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:洋画(12~)
「サマーフィルムにのって」 「時かけ」や「サマータイムマシンブルース」その他の学園SFモノをミックスしたような作品、であることは重々自覚しているようで、凛太郎がタイムトラベラーであることは早々に発覚、しかも「宿命パラドックス」の説明によって、みんな明るくこの異常事態を単に映画完成のためだけに乗り切る。 ラストシーンのために、初めから合宿3日を用意している事自体すごい設定だなと思うんだけど、有名らしいハダシ監督のレビュー作品の内容はさっぱりわからない。 普通ラストは、(今回は)エンドでタイトルを出した後に、この映画の幻の作品が発見されました!などの「オマケ」がつくもんだけど、監督や脚本の三浦直之はそれを採用せずに、余韻を残したままエンドロールに突入するラストを選んだ。ホントにあれで良いのか?それを映画を見た仲間で話ってみたい。そういう「世界」も映画の世界だと思う。 場所は京都の千本かと思いきや、足利市でした!足利、映画ロケ地多いよね。スタッフに(見習い)というメンバーが2人も居て、想像を掻き立てる。高校生が混じったかな?三人娘の撮影担当、ビート板の河合優実がメイのゆきちゃんにソックリで、なんか他人事には思えなかった。祷キララも良かった。伊藤万理華のアイドル時代はまるきり思い出さないけど、あっという間に代表作が出来上がった。 明るいタイムパラドックス学園SF映画が、また出来上がった。 (解説) 日本映画界に彗星のごとく現れた『サマーフィルムにのって』。 第33回東京国際映画祭で上映されるやいなや話題を集め、世界各国の映画祭での上映が続々と決定。 青春映画には欠かせない恋と友情に加え、時代劇、SF、全ての要素が華麗にシンクロ。物語は奇跡的なラストシーンへと向かい、唯一無二の魅力を放つ。ここに新時代を代表する青春映画が誕生した。 主役には、猫背・がに股を披露し勝新オタクを熱演、殺陣にも挑戦している元乃木坂46の伊藤万理華。 共演に金子大地、河合優実、祷キララと、今後の活躍が期待される新星が勢揃いした。 監督はドラマや CM、MV など幅広く手掛ける松本壮史が務め、数々の映像作品を共に作り上げてきた盟友、劇団「ロロ」主宰・三浦直之が脚本を担当。 気鋭の若手クリエイターの元に次世代俳優たちが集結、瑞々しくスクリーンに輝く。 Story 時代劇オタクの女子高生監督が 主役に抜擢したのはタイムトラベラー!? 勝新を敬愛する高校3年生のハダシ。 キラキラ恋愛映画ばかりの映画部では、撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていた。 そんなある日、彼女の前に現れたのは武士役にぴったりな凛太郎。 すぐさま個性豊かな仲間を集め出したハダシは、 「打倒ラブコメ!」を掲げ文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。 青春全てをかけた映画作りの中で、ハダシは凛太郎へほのかな恋心を抱き始めるが、 彼には未来からやってきたタイムトラベラーだという秘密があった――。 2021年8月9日 シネマ・クレール ★★★★ 「17歳の瞳に映る世界」 正に少し田舎の17歳から見た!都会のペンシルバニア。現代アメリカを等身大で映して好感持てた。監督も役者も無名。それでも、こういう作品がアメリカで作られているのだ、それなりに少女に寄り添う公的機関もあるのだ、と思えるような、それでも少女はかなりのリスクを犯してではないと処置できなかった、という現実も描いている。まあまあ面白かった。 抑制の効いたストーリー展開は好み。例えば、彼女はどうやって男と寝て別れたのか、とか。それは観客には知りたいことだけど、彼女には苦痛の思い出でしかない。 (解説) 思いがけず妊娠した17歳の少女の旅路を描き、ベルリン国際映画祭審査員グランプリなどを受賞したヒューマンドラマ。おとなしくて目立たない高校生が、両親の同意なしで中絶手術を受けることができるニューヨークへ親友と共に向かう。監督を務めるのは『ブルックリンの片隅で』などのイライザ・ヒットマン。主演は本作が長編映画デビューとなるシドニー・フラニガン。 あらすじ 17歳のオータム(シドニー・フラニガン)は友達が少なく、目立たない高校生。妊娠していることがわかったオータムだったが、ペンシルベニア州では中絶手術に両親の同意が必要だった。オータムは彼女の異変に気づいた従妹であり親友でもあるスカイラー(タリア・ダイラー)と一緒に、中絶手術に両親の同意を求めないニューヨークへ向かう。 2021年8月15日 シネマ・クレール ★★★★ 「フリー・ガイ」 ゲームソフトの中のモブキャラは、ソフトが終わらない限りに何度でも生き返るけど、映画作品の中のモブキャラは基本的に一度だけの人生だ。 「竜そばかす」含めて、モブキャラに照明が当たっている。彼は成長するAIなので、これからどのように恋をしてゆくのか気になる。 STORY 銀行の窓口係ガイ(ライアン・レイノルズ)は、平凡で退屈な毎日だと感じる一方で、連日強盗に襲われていた。疑問を抱いた彼は、襲ってきた銀行強盗に反撃を試みると撃退でき、さらに強盗から奪った眼鏡を掛けると、街の至るところにこれまで見たことのなかったアイテムやミッション、謎めいた数値があった。やがてガイは、自分がいる世界はビデオゲームの中で自身がモブキャラであることを知り、愛する女性と街の平和を守ろうと正義のヒーローを目指す。 キャスト ライアン・レイノルズ、ジョディ・カマー、リル・レル・ハウリー、ジョー・キーリー、タイカ・ワイティティ、 スタッフ 監督:ショーン・レヴィ 脚本:ザック・ペン、マット・リーバーマン 音楽:クリストフ・ベック 2021年8月17日 MOVIX倉敷 ★★★★ 「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」 もうなんでもアリのウルトラチームバディ映画になってきていて、死んだ人間も蘇り、宇宙にさえゆく。 そもそも、車であんな谷の渡り方、「こんなのは初めて」。 あと二作で終わりというけど、あと二作もあるのか。多分見るけどね。シャリーズ・セロン様がラスボスになりそうだし。今回も彼女が良いところを攫っていってしまいました。 終わりが近づいてきたので、南米家族のルーツが語られる。 結局、彼らの価値観は家族>仲間>世界平和なんだと思う。それとも、世界平和(義理)は、家族(人情)に勝つことはあるのか?その辺りが最終的なテーマになりそう。 STORY レティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が刺客となって現れ、次々に攻撃を仕掛けてくる。かつての宿敵サイファー(シャーリーズ・セロン)ともつながるジェイコブは、ある恐ろしい計画を実行しようとしていた。彼らの陰謀を阻止するため、ドミニクはファミリーと一丸となって立ち向かう。 キャスト ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、シャーリーズ・セロン、ジョン・シナ、サン・カン、アンナ・サワイ、ヘレン・ミレン、(日本語吹き替え版)、楠大典、甲斐田裕子、松田健一郎、渡辺穣、園崎未恵、坂本真綾、川島得愛、田中敦子、中村悠一、神谷浩史、浪川大輔、下野紘、木村昴 スタッフ 監督・原案・脚本:ジャスティン・リン 原案・脚本:ダニエル・ケイシー 脚本:アルフレッド・ボテーロ キャラクター原案:ゲイリー・スコット・トンプソン 製作:ニール・H・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、ジェフ・キルシェンバウム、ジョー・ロス、ジャスティン・リン、クレイトン・タウンゼント、サマンサ・ヴィンセント 2021年8月17日 MOVIX倉敷 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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