2007年05月10日

「黄色い涙」と最賃生活

カテゴリ:邦画(07)
原作本を読んだので見てみた。
懸念していた「昔のワーキングプア」と言うような宣伝もしていないし、内容的にもそんな内容ではない。
若者の貧しいけど、繊細な夢と挫折の物語ではある。

監督 : 犬童一心 原作 : 永島慎二  脚本 : 市川森一
出演 : 二宮和也 、 相葉雅紀 、 大野智 、 櫻井翔 、 松本潤 、 香椎由宇
傷つき傷つけ、の繊細な心情をもっと細かに描けばよったのだが、イマイチ。
1963年の設定。カツどんが150円。たまたま出来たお金で三ヶ月好きなことをしようと決意するのであるが、その時の一日の一人の生活費は(家賃等の必要経費を差し引いた後の純粋な食費と小遣いが)400円というということになっていた。44年前の400円というのは一体どれほどの価値があるのだろう。その頃から見ると物価は10倍ぐらい上がっているような気がするのだが、カツどんの値段を見るとそんなに上がっていないのかもしれない。彼らの400円はそれほどかつかつの生活にはならないだろう。そうでなくてはならない。腹は減るけど、喫茶店で小説を書くぐらいの金はある、というのが人間の「最低生活」というものだろう。今度私がする最賃生活は一日964円。この金額で夢を育てることが出来るだろうか。






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最終更新日  2007年05月11日 14時06分45秒
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