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先日、もの凄い女子選手を発見しました。
1.ミスをすると、泣きながら地団駄を踏みます。 2.ミスしたボールは相手にラケットで思い切り打ち返します。 3.セットを落とした時にはコートにラケットを投げ出します。 これは、先日行われたカデット全道で本当にあった怖い話です。 今大会から準々決勝までは敗者審判制が採用されていました。 まだ2回戦か3回戦でしたから選手審判ではもの申す事も出来ないようで、そのまま1セットが終了しました。 ベンチを見ると、監督さんが必死で言い聞かせるように何かを話しておられました。 当然、戦術などとはかけ離れた「選手の条件」などについてベンチコーチをしていたと思われます。 “長め”の1分間が過ぎ次のセットに入ったところ… 何とか気持も修まったようで、前のセットのような事はなくなっておりました。 気持が高ぶっていたのでしょうね…本当はそんな子ではないようでしたのでホッとしました。 その試合を見て思い出しましたが、そういえば昔わたくしがまだ試合に出ていた大昔の事ですが、驚いた選手がおりました。 わたくしはカットマン風な戦型なのですが、その方も同じで、しかも昔の選手同士ですから特に専守防衛色が強く、当然のようにいつ終わるか分からない「煙の出るようなツッツキ合戦」になっておりました。 すると…しびれを切らしたのかその方が…大声で… 「ほれっ!打ってこい!」「ほれ~打てんのか?小心者~」などと、大きな声でわたくしを挑発してきました。(ボールを打ちながらなのですから、それはそれなりに凄いのですけれど…) まだ若かったわたくしはついつい頭に血が上り「血迷った金太郎」が、狂ったようにまさかり振り下ろすが如く、力みまくってスマッシュをしたものですから、ミスを連発してつまらない失点を続けておりました。(当時は21点制でしたので、ミスを長いこと続けられたのです…) しばらくそんなプレイが続いた後審判が苦い顔で「試合中は話さないで試合をしたら」と、ご注意されました。 …が、相手はそんな事は無視して「ほれっ!」と言い続けておりましたら… ついに審判が試合を中断して、わたくしにポイントを入れてくれました。 するといよいよ逆上して今度は「よいしょ~」「はい~」と再びニュアンスは変えましたがやはり大声で叫びながらプレイを続けます。また注意されると「なんでだよ熊には話しかけていないぞ、自分へのかけ声ならいいだろっ!」…ですって。 わたくしだって野暮なわけではございませんから軽やかな声で「えんやこらさ~の、どっこいしょ…と、くら~」くらいなら許せますが、酒の肴にもならないような重苦しい掛け声でしたのと、これ以上そんなにぎやかな試合を続けていると“なんのスポーツ”だか分からなくなってしましそうでしたから「もういい加減にしましょうよ」と、懇願したのでした。 少しの間こちらを睨みつけておりましたが、ついに周囲からの冷たい視線にやっと気がついたのか、それからは試合が終わるまでシジミのように口を閉じて無表情で試合をしておりました。 実はその方はずっと昔からの知り合いでしたが、あの“大一番”の後しばらくは、大会会場でわたくしがご挨拶をしても挨拶を返してくれませんでした。 う~ん 全然つまらない思い出話になってしまいましたが、これは「本当にあった怖い話」なのです。 怖いなぁ~もう数年見てないけど…元気かなぁ~もう50歳を越えているのだからちゃんと試合してるかな… いつか試合をしている所を見かけたら、観客席から「えんやこらさぁ~」と、応援してあげようっと!きっと喜びますね!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 14, 2010 12:51:31 PM
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