2014/02/23(日)17:55
夏季と冬季の違い
日本人選手も活躍しており楽しく観戦させてもらっております。
さて、夏季と冬季オリンピックの違いは、ご存知のとおり競技種目ですが…
当たり前とはいえ、もうひとつ「道具使用」やはり、ここですね。
冬季では、スキー、スケート、ボードを履いたり、ボブスレー、リュージュなどに乗って競技しますが、夏季で履くのは靴以外にはありませんし、まして大人数でソリの代わりにトロッコに乗って激走したりしません。
例えばスキーですと、一流を目指すには高額な板の使用は必須ですし、また、毎年NEWモデルに更新しなくてはならないそうです。卓球も大変ですが、スキーからみると少しは安く上がっているのかもしれません。
しかし、夏季大会でもエアライフルなどでは道具を使用しているではないか!と、おっしゃる方もいると思いますが、これらの競技は冬季のカーリングのように、スポーツというよりはゲーム的要素の強い競技ですから、同じ土俵に上げてしまうのもどうかと思っております。
両五輪の中から共通競技なんて種目を作ってみたらと面白いのではないですかね。
わたくしが子供の頃授業であった「雪中サッカー」を開催すると、雪の降らない国の選手が仔犬のように雪と戯れたりして微笑ましかったりする事もあったり「バイアスロン」のペナスキーをRUNにしてヘルメットに迷彩服で走ると、平和の祭典に射撃を持ち込んでいることに一石を投じているようで、共通競技を取り入れた開催国の五輪への一味違ったスタンスをみせる事が出来ます。
なんて事を言っておりますが、冬季は「採点種目」が多過ぎではないでしょうかね。
夏季も体操系と飛び込みとかで採点はありますが、力強く、早く走り、遠くへ飛び、投げるが基本です。
冬季はクラシカルなアルペン、ノルディック、ジャンプ、スケートなどは、力強く、早く滑り、遠くへ飛ぶですが、新しい競技では、飛んで回る型を審査するショー的な競技が多過ぎると思います。
また、競技を問わず、その採点が競技終了後に物議を醸す事も多々あります。
今大会では国民の妹さん。もっとも本人は静観しておりますが、お国では大変な騒ぎとなっているようです。まぁ…日韓共催W杯では微妙を通り過ぎたジャッジで準々決勝に勝利したこともあるのですから、ここは他の国を見習って大人になって欲しいものですな。
どちらの五輪でも、応援と観戦をする人々にスポーツならではの感動を与えて欲しいものです。「結果はともかく、自分が楽しかったからよかった。」なんてセリフは、心の中の言葉にして、そっとしまって置いていただきたいものです。
( ̄(工) ̄)