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私のチームで重要視していたのは多球練習です。 現在おいては至極まっとうな練習方法となっております。 もちろん1球練習と併せての練習が一般的ですが、全国ホープスを3回優勝しているチーム(かなり昔の話とはなりますが)は、多球練習とゲーム練習だけでした。 私も新チームを起こす前に1週間泊まり込みで勉強をしてきましたので、設立後は同じ練習方法を取り入れておりました。 多球練習のメニューも少なく練習方法を習得することが容易であり、低学年の選手に取っては特に有効であったと思います。 とにかくミート、ドライブ、ツッツキと、しゃがみ込みサーブの習得に特化していました。 大まかに考えると、サーブを別としても、今もこの技術を幹にしてあとは枝葉を育ててゆくと、卓球にはなってゆくのだとは思います。 私も最初はレシーブもあるだろう、スマッシュもあるだろうと、不足分のメニューを単体で増やしてしまい、結局は時間が足りなくなり練習終盤はぐだぐだになってしまったものです。(苦笑) その後は試行錯誤を繰り返しながら多球練習は私、選手同士は1球練習にして交代で多球練習コートに入るようにしました。 まあ普通の練習になったわけです。笑 しかし、とにかく3点のフットワーク、ファルケンべリで全ての球種を打てるようにする。 初心者はそれだけを練習をする。 そこは踏襲していたわけです。 基本的な動き方は覚えることができるので、確かに合理的ではあったと思いますが、特徴的なのは歩くという要素を取り入れていたことです。 単調な練習が続くのですが、やっと初心者から少しだけ足を踏み出せると多球練習メニューが少し加わります。 また、もう一歩踏み出せると、多球練習メニューが少し加わり、最後のメニューにたどり着くと、やっと1球練習に加わることができるのです。 長い道程と感じられるでしょうが、ほとんどの選手は6ケ月程度で卒業となります。 が ここまでたどり着くのに一番時間がかかった選手は、1年近く多球コートに張り付いておりました。 しかし、1球デビューして数か月後には、カブの部の代表決定戦を勝ち抜いて初北海道代表。 その後、小6でカデットダブルス準優勝。カデット13、14代表。中2、中3全中出場。インターハイ北海道2位、ジュニア代表、一般代表となりました。現在は大学生となってインカレ、全日学個人戦出場と頑張っております。 しかし、なんといっても大事なことは初期設定です。 最初から正しい身体の使い方を身につけるように指導を受けていることが重要となります。 先ほど、習得に1年かかった選手がいたとお書きしましたがそれは、正しくない動き方で卓球を初めてしまっていて、その修正に時間が必要だったからとなります。 選手の個性と、悪い癖を混同してはいけないですし、もちろん癖をつけてしまったのは指導者であるのは明白です。 確かに卓球は他のボール競技と比べると、選手の個性が出る競技ではありますが、それは用具、戦型が多種多様であるためであり、その選手のフォームが取り立てて他の選手と大きく違っていることでないことは、世界はもちろん全国大会などで戦う選手の動画を見ているとわかることであると思います。 多球練習 私も多球練習のボール出しの練習を、チーム創立してから1年は、チーム練習終了後にプレハブ練習場に残って黙々と…缶酎ハイを呑みながらしたものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 13, 2024 09:34:42 AM
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