愚者の館　～くまはちの日々是口実～

本日は幼馴染のN子嬢とA嬢とお出かけ。
珍しく３人休み重なったんで、花見でもしましょうってね。

尾道の千光寺まで車でドライブ。
桜は５部咲きくらいでしたが、いい天気でむしろ暑いくらいの陽気でした。

ここ千光寺は、日本の桜百選に選ばれているくらいの桜の名所、平日でも人が多いですわ。

尾道は毎年桜を見に来ております。
だいたいDACK2姐と見に来る事が多いっす。
でも明るい内に桜を拝んだ事は一度も無い、大概日が暮れてから出歩くから(笑)

展望台近くの売店でソフトクリームを食いながら、店の猫をつつきまわす我々。
しかし、この猫ちゃん触りまくっても呑気に寝てたよ(もしかして耐えてただけなのか？：笑)


それから何となく桜を見ながら散歩してると、文学の小道へ入ったらしく足場が急斜面になって参りました。

私は良いのですが、連れのお二人は片方が夜勤明けで、もう一方はヒール靴。

二人とも散歩とは思えない必死の形相で歩かれておりました。

ごめん、出かける前に注意すんの忘れてたよ(汗)



それから二人の熱烈な希望で、尾道の桜の香りがすると言う香水を買いに行ったのですが、現在品切れで入荷は未定でした。

私は香水自体にはあんまり興味が無いのですが、商品が無くて落胆する二人があまりにも気の毒だったので尾道駅まで足を延ばして探しに行く事にしました。

せっかくなんでロープウェイで下まで降りました。
実はワタクシ、ここのロープウェイに乗るのは初めてです。

あんまりにもウキウキとロープウェイに乗り込む私に、二人は怪訝そうな顔してました。

熊八「ロープウェイは初めてなのさ～♪」
A嬢「あんなに普段尾道入り浸ってるのに！？(ﾟДﾟ)」
N子嬢「そうだよっ、いっつも私ら放置して出かけてるじゃんっっ」
熊八「い、いや、別に入り浸ってる訳でも、お二人放置してる訳は無いのですがが…(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)」

その証拠に尾道で観光らしい観光した事無いんだってばさ(苦笑)

商店街の中を通って駅まで香水を…と、思ったら商店街のお店のアチラコチラに置いてありましたよ。
せっかくなので私も一本購入。私にしては珍しく乙女ちっくな買い物をしましたよ、奥さん(笑)

目的は達成されたのですが、折角なので商店街をブラブラ歩く事にしました。
素直に商店街歩くのも良し、その辺に歩いてる猫について小道入り込んで見るのも良しですよ。


↓ちなみにお二人はコレが一番ヒットだったようです↓


コチラのオバケのQちゃんは、元々千光寺公園の遊具だったのですが昭和45年に商店街の方へ移動したそうです。
ちなみに画像を良く見てもらえば分かると思うのですが、Qちゃんのトレードマークの３本の毛が無くなってるのと、塗装剥げ以外は故障箇所無し。
今でもちゃんと現役で動くんだよ？しかも10円ぽっきりでね。
その毛を最初に引き抜いたのは、友人の某無駄にエロい声の人ってのは最近知ったんですけどね(笑)

からさわで、海を見ながらアイスクリームやらクリームぜんざいを食いました。

おぉ、何かホントに観光客みたいです。
ちゅーか、この町に出入りし始めて5～6年経つのですがちゃんと観光らしい観光したのは初めてです…(苦笑)

帰りに長江の前を通ったついでに肉まんを買う。
長い事来てなかったけど、店主のオジさんはちゃんと顔を憶えて下さってました。

夜勤明けのA嬢のカラータイマーが鳴り出したので、ボチボチ地元へ帰る事に。
駐車場は千光寺の中腹に停めてあるので、ロープウェイで山頂に帰らなくてはなりません。

しかし、ロープウェイ乗り場の側には有名なワッフルのお店こもん
があります。

はい、ここまで来たらちゃんと観光客らしく、ワッフルも頂いて帰ります。
ちなみにここのワッフル食べるのも初めてです(そして食いすぎだ：笑)

テーブルについて、注文をし終えた我々の会話。

A嬢「…そう言えば、(ロープウェイの)最終何時だっけ？」
熊八「17時15分ですな、…今何時だっけ？」
N子嬢「16時45分だよ…(汗)」

我々の間に流れる微妙に気まずい空気…

N子嬢「だ、大丈夫だよね！」
熊八「そうだよ、どーにでもなるさぁ！」
A嬢「いざとなったら歩いて上がればいいだから！」

一同、朗らかに笑いながらオーダーしたワッフルを待つ。
この時点で、時計の針は17時5分を過ぎる。

店員「お待たせしました、フランボワーズカスタードクリームワッフルとサンセットドリンク、アイスティーとホットティーでございますぅ」

無言でワッフルとお茶を貪るイイ歳こいた乙女達。


歩けるけど、出来れば歩きたくない、そんなお年頃…(苦笑)