2005/06/25(土)00:03
「んもー!!」
あなたが独身の男性なら、ベトナムでこのような会話をしたことがあるに違いない。
<シチュエーション>
たとえば列車やバスの中で。
初対面のおじさんが外国人のあなたに興味を示し、話しかけてくる。
「どこからきた?」
「日本」
「何才だ?」
「○○才」
「結婚しているか?」
「まだだ」
「ベトナムの女性についてどう思う?」
「きれいだ」
おじさん、近くにいる若いベトナム娘を指差しながら、
「じゃあ、こいつと結婚しなよ」
「いいね」
「んもー!!」
娘、ちょっとしなをつくっておじさんを叩く。
時と場所は違えど、毎回決まって同じ会話、そして「んもー」。
恐るべきワンパターン。
これからベトナムに行く計画があり、せっかくだからベトナム語を挨拶程度は覚えようと考えている方、「日本」、「自分の年齢」、「まだ」、「きれい」、「いいね」。この5つの単語で十分初対面のベトナム人とうちとけられます。
参考までに。
日本:nhat(ニャット)
年齢:すんません、自力で調べてください。
まだ:chua(チュア)
きれい:dep lam(デップ ラム)
いいね:co chu(コー チュー)
上級編として、違うパターンを。
「じゃあ、こいつと結婚しなよ」のあとに、「いいね」ではなくこれを言う。
Ta ve ta tam ao ta.
Du trong du duc ao nha van hon.
※カタカナ表記は省略します。カタカナ読みしても絶対通じないので。ベトナム人に上記の文字を見せて、発音を習いながら耳で覚えてください。
直訳すると、
「ぼくは我が家の池で水浴びするよ。澄んでいようが濁っていようが、やっぱり我が家の池が一番さ」
といった感じになる、ベトナム語の決まり文句です。
これを上述のシチュエーションで言うと、ベトナム女性もきれいだけれど、ぼくはやっぱり同国同郷のヨメはんがいいな、という意味になります。
長くて覚えるのは大変でしょうが、きっちり覚えてかませば、大受けまちがいなし。保証します。