カテゴリ:海外生活
アメリカ人によく聞かれること
『日本とアメリカとどっちがいい?』 もちろんこれは、『アメリカがいい~』って答えを期待しての質問なんですけど、そりゃ一概には言えないのが当たり前 でも、一般的にアメリカ人は『世界中の誰にとっても、アメリカが一番住むには良い国』っていうおごりがある。 アメリカは一番 そういうプライドがある それは日本人が言うような 『いやぁ、やっぱ日本が一番だねぇ』 の『一番』とはわけが違う この『一番』は『なんだかんだ、よそ様も便利がいいし、おいしいもんあるし、風情が違って楽しいけど、やっぱり自分には日本が一番だねぇ』という『一番』 アメリカ人の『一番』は、絶対的な一番 世界中の誰にとっても、アメリカが一番の『一番』 アメリカの習慣と違うものは、『間違ってる』か『便利が悪いに』なっちゃう こういう考えの人って、驚くほど多いのが現実 だから、日本からアメリカに渡って来て生活をしている私を見ると、 『しまはきっと幸せなんだね、なんたってアメリカで生活してんだもの』って決め付けられてしまう 『いやぁ、そういうもんじゃないんだけどね。。。。。。』 『任天堂はアメリカの会社だ』って言い切られ 『ソニーはアメリカの会社だ』と自慢され 『日本には侍がいるのか』と時代遅れな話をされて 『日本人は肉を食べるのか?』とわけの分からない質問をされ 『日本人は毎日寿司を食べるのか?』と、お前アホちゃうかと突っ込みいれたくなるような事を聞かれたり 『おい、アメリカ人 あんたらほんとに国際人か?』 っていいたくなる場面に出くわしたこともしばしば。。。。 国外に住むのにとっても大事なポイントは、やっぱりその国にどれだけ溶け込めるかということ それは、自分の国の文化習慣を捨てるということじゃなくて、自分のアイデンティティーを守りながらも、新しい環境に自分の居場所を見つけること 考えてみれば、私のアメリカでの10年はそんな毎日だったのかもなぁと思います 時々、旦那を置きざりにしてでも、こんな国でてってやる! なんて、腹の立つこともあります だいたいこの国は、移民で成り立った アメリカという大きなアパートにすむ、テナントの集まりみたいなもの 自分の家なら綺麗に維持しようとするけど、アパートならどうせ自分のモンじゃないから、どうでもいい扱をする人がいるのと同じ そんな人が、アメリカには多い こんな国がどうなろうと、知ったこっちゃない! って投げやりになることもあります でも、考えてみたらパーフェクトな場所なんてのは結局どこにも無いんですよねぇ 『何でアメリカはこうなのよ、日本じゃ絶対ありえない』ってムカーッとなって、日本びいきになることもあるけど日本だって完璧じゃない 私だって、日本にいたらいたで 『何で日本はこうなのよ、アメリカはこうなのに』って絶対言ってるよね 日本でも、アメリカでも、ヨーロッパでも、アフリカでも 結局、居心地がいい場所を作るのは自分しだいなんだなあと 思い始めたこのごろです アメリカにはいいところがいっぱいあります 特に、女である私には気楽な所がいっぱい 人目を変に気にしなくっても 大雑把な私でも ふふふふ。。。。って口に手を当てて恥ずかしそうに笑わない私でも 色黒でも 時々旦那に買い物かごを持たせちゃえ~って思っても 自分の意見を気にせず言えるところも ジャイアントと呼ばれ育った大作りな姿も 小さい頃ラーメンパーマと呼ばれてからかわれたくせ毛も そう悪いもんじゃないって、大目に見てくれるアメリカには少し癒されることもあります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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