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脳死にともなう臓器移植には、
ドナーに臓器摘出時に「痛み」が伴っているという可能性があります。 アメリカでは、臓器移植時にドナーに全身麻酔をかけます。 そうしないと、ドナーは暴れるからです。 ドナーの身体にメスを刺したとたん、血圧と心拍が上昇し、のたうちまわるそうです。 そのような例は数多くあるそうです。 今から、十数年前、アメリカで脳死に伴う臓器移植の第一人者であった医師は、ローマ法王の前で その自説を説きました。 そのプレゼンが終わり、席に着いたときローマ法王が彼に耳打ちしたそうです。 「物事には色々な可能性があります。」 その後、彼は 色々な検証の結果、 今では「脳死反対」の第一人者となっています。 アメリカは、その間違いを分かってももう止められない所まで来ています。 日本は、まだ今なら やめることも出来ます。 せめて、全面的に臓器移植を支持する前に、 色々な面から 再考してみるべきだと思います。 今は、どうなっているか分かりませんが、少し前、「ドナーカード」というものが出回りました。 高校生だった僕は、ドナーカード記入に親の承諾がいるとうことで、親父に相談してみました。 親父が言うには、「もしも お前が脳死になったとする。でも 助かる可能性が少しでもあるのなら、そこに賭けてみろ。」 なるほど。と感心しました。確かに 脳死は回復しないと言われているだけで、それが本当かどうかは、僕にはわかりません。 その頃は、ドナーカードを皆で記入しよう という雰囲気があり、テレビでCMも流されていました。 ドナーカードに記入することは、全面的に善であって、賞賛されるべきことだという、プロパガンダにすっかりやられていた僕は、親父の考えに深みを感じた瞬間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月20日 18時22分51秒
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