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カテゴリ:映画、テレビ、本など
性のタブーのない日本 橋本治
お金やビジネスと同時に女性性というのも私のテーマなので、エロい本も読む。 橋本治さんといえば代表作”桃尻娘” 桃尻娘というタイトルだけは作者と結びついているけど、どんな話だったか思い出せない。 高校受験の国語のテストだったら問題ないけどね。。。次の作者の代表作をア~オまでの中から選べ。なんて。 桃尻娘そんなにエロい話しではなかったように記憶しているが(もしかしたら読んだことないかも) 昔から速読で、昔のほうがより読んで99%忘れる読書をしていました。記憶ってウソつくから、記録って大事だね。 ただ歴史モノの少女漫画(『天上の虹』『あさきゆめみし』)やコバルトの少女小説(『なんて素敵にジャパネスク』『ざ・ちぇんじ』)のニオイがプンプン そのバックグラウンドがあったから楽しめた。 日本神話や平安時代や江戸時代の性に対する考え方(意識)や習わしみたいなのが書かれていて 本の途中にカラーで入っている男女(あるいは男男)の行為を描写した昔の絵画にすごい目が惹きつけられてしまう。 この本に描かれている、昔の書物等から描かれている平安時代の結婚と恋愛ってすごいなと思う。 男は身分の高い父親の所有物である娘を一度も顔を見ず(見るのはコトが終わった後)に、”評判やうわさ”だけで好きになり、妄想し、文をやり取りし、ひと目をしのんで夜通う。闇の中で行われる行為。 身分の高い女性は顔を人に見られることを一番きらっていて(性器よりも) 同じ部屋に父親や兄弟以外の男性が入ったら性交に同意したとになる。会ったら即ヤル。 小学生の時に読んだ氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク』が大好きでした。 顔を見られないように家の奥で大事に育てられている身分の高い姫なのに、男勝りで冒険家の瑠璃(るり)姫と自分を重ねていたりして、瑠璃姫の結婚相手は弟の幼馴染の高彬(たかあきら)なのだが、長年私の理想の旦那様は”高彬”だったんです。 今の旦那様にもちょっと通じるものがあるかもね。性格とか。 そういや瑠璃姫がすきすきて、16歳のときに書いた短編小説の主人公の名前が海瑠子という名前でした。 そんなことを思い出した本でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.27 06:31:29
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