おじさん合唱団 種子島演奏旅行へ
宇宙センターあるの種子島でおじさん合唱団の演奏会が開かれることになった。種子島は鹿児島県本土最南端の佐多岬より南東約40kmに位置し離島の多い鹿児島県でも奄美大島に次いで二番目の人口、約33000人を擁し、面積も奄美大島、屋久島に次いで三番目に大きい。 特に有名なのが、最近も打ち上げられたロケット発射の種子島宇宙センターであろう。その他、鉄砲伝来の地としても子供の頃から皆さんご存知のとおりである。昔から有名な「種子鋏」「種子島焼」もあり、最近ではさつまいもの「安濃芋」も有名になっている。 私と種子島の関連については当ブログ2012年10月4日付の「私にとっての種子島と屋久島」に詳しい。その私にも縁のあった種子島に今回、上のチラシの通り、演奏旅行に行くことになった。もっとも私にとっては種子島演奏旅行は2回目のことである。それは大学3年生の昭和35年(1960)7月9日から19日までの実に11日間の長い間の演奏旅行であった。54年も前のことで、当時は高速船もなく、初めての船旅のツワモノどもが船酔いの恐ろしさも知らず、甲板で騒いでいたが、やがて一人づつ船酔いで撃沈され、一人去り、二人去り、歩く元気も無くなった者はそのまま真夏の太陽の照射を受けながらも甲板に突っ伏してしまう有様だった。 宿泊は演奏をする学校の講堂や家庭科教室をお願いして毎日宿は変わった。ただ種子島では西之表の高台にあった榕城小学校に毎晩宿泊し、そこを起点に蓮日島内の小・中・高校を回ったような記憶がある。夜は公会堂みたいなところで一般の方への演奏もした記憶がある。当時は米は現物持参でオカズはエッセン当番が買い物から調理まで一切を取り仕切り造っていた。 今回10月26日 西之表市自主文化事業として「西之表市民合唱団コールわかさ」さんの賛助出演をいただいて演奏会を開くことになった。 翌10月27日(月)午前中は「中種子中学校」での演奏である。私たちもたくさんのステージを経験してきたが、今回の種子島の二会場での演奏会は,平成17年(2005)奄美大島三会場以来の離島での演奏会であり、総勢60名弱のおじさん達が張り切っている。