桜島 5000mの噴煙を吐く
今朝、私がぐっすり眠りについた頃の午前0時2分 桜島が爆発的噴火をしたそうだ。 私も今朝起きてテレビで知って慌てて外に出て車の灰を見た。車の上の灰を見ると我が家の方面にどれくらいの降灰があり、その日の窓の開け閉めや洗濯物を干す場所など、どうするか判断がつくからだ。 桜島の降灰に慣れっこの私たち県民は大まかな判断として冬は西からの風で大隅半島へ、夏は東からの風で鹿児島市のある薩摩半島へと流れて来ることを知っている。もっとも鹿児島のテレビでは、NHKを初め四つの民放も天気予報の後に、必ず桜島の爆発があった場合の降灰が流れる方向の予測方向が画面に写されるので、心構えをすることができる。今年はこの時期に噴火が少なかったのか、この梅雨明けの猛暑襲来時に鹿児島市民の私が降灰に見舞われることがなかった。私たちにとっては「猛暑に灰」は「泣きっ面に蜂」と同じである。しかし今回は我が家の方向にはたくさんの降灰は無く、ちょっと安心した。 南日本新聞を広げて見ると、噴煙が火口からおよそ5000mの高さまで達したそうで、これは2013年8月以来のことだという。昭和火口の爆発であり、大きな噴石は5合目まで飛んだ。爆発的噴火は今年は47回目である。(それにしては、私たちは幸い大きな洗礼は受けていないように思う) その後のテレビ報道では気象台発表として、上空の風が弱かったことから、噴煙が高くまで上がったのだが、今後の見通しも桜島に大きな変化は見られないとのことで先ずは一安心である。