どんぐりの会の日帰り研修旅行(その一)
町内の高齢者で組織する「どんぐりの会」の今年の研修旅行は「鹿児島メガソーラー発電株式会社」と「鹿児島市平川動物公園」に決まって16日(水)に行ってきた。 9時30分、市の福祉バス(無料)で団地出発。1時間もかからず鹿児島市南部にあるメガソーラー発電現場に到着した。ここはIHI(石川島播磨重工業)がもう何十年も前に造船所を建設するということで鹿児島県から買収した場所である。しかしその後、造船不況などもありIHIが建設に踏み切らずすったもんだした場所でもある。そしてIHIはここに小規模な機械工場を建設していたが、こちらも現在稼働していない。 私の会社は現役時代その機械工場立ち上げの前から安全保護具やユニフォーム販売のため出入りしていたため、久しぶりに訪ねて懐かしく昔のことを思い出すことことだった。 まず、「鹿児島七ツ島ソーラー科学館」に入り、パネルを前に綺麗なお姉さんの説明を受けた。 ここは、2013年11月1日起動したが、当時は太陽光発電所としては日本一の規模だったそうだ。現在は他にも大規模発電所が建設されたため日本で4位だそうである。総投資額は270億で京セラ製高出力太陽電池モジュール(242W)を約29万枚設置してあり、土地面積127㎡(東京ドーム約27個分)あり、発電量は70MW,発電電力量(年間予測)約78、800MWh(一般家庭の約22,000世帯分に相当)し九州電力に売電をしているとのことで、夏よりも春、秋の方が発電量は多いとのことである。日頃、原子力発電にいつも疑問を抱いている私としては今回の見学は大変考えさせられることが多く、大変有意義であった。企画された現どんぐりの会会長のI先生に感謝! 団地から現地までの交通渋滞もなく、早めに現場に到着し、スムーズにことが運んだので、12時の昼食予定を早めて11時30分からにして食事処「こんぴら丸」に行った。ここの料理も抜群においしく皆大満足だった。そのあと童心に返って「平川動物公園」へ向かう。