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カテゴリ:つれづれ
![]() 高校卒業から50周年を迎えた2008年に母校に記念植樹した桜も今年で8年目を迎えた。 記念行事の桜を植樹するために、学校との交渉役だった私は桜の開花の時期を迎えると毎年落ち着かない。 そういう中で先日、Mくんが桜を見に行って「満開はもうちょっと先じゃないか」とメールをくれた。 私は頃合を見計らって4月5日、ワクワクしながら母校を訪ねたのだった。 ![]() この桜のことは、当時一緒に世話役をした仲間は特に気になるようで、それぞれが毎年見に行っているようだ。 そういう中で、Kくんは「あの桜は栄養不足じゃないかな?」と言ってきた。 私もこのところ毎年行って見た感じでは、そういう気もしないではなかったのだが、今回幹周りを測ってみると51cmあった。高さは目分量ではあるが、私の身長の3倍くらいあるので、確実に5m超にはなっている。 それでも順調に生育している「同期の桜」を見るにつけても残念なこがある。 それは、この桜の選定から穴掘りまで一切を取り仕切ってくれたAくんが天に召されてしまったことだ。彼は熱心なクリスチャンだった。高校の先生を退職後、園芸の学校に通って資格を取得し、趣味で植木などをしていたので、「同期の桜」も自分から申し出てその役を引き受けてくれたのだった。彼が生きていれば、なにか手を打ってくれるかもしれないと思うことだった。 ![]() ![]() 校庭に咲く桜は満開であった。 実は、私も記念植樹の交渉のときに、この一角に植えたくて学校と交渉をしたのだったが、もう満杯ということで、現在の場所に植樹したのだった。 ![]() ![]() 下の桜並木の道は、右が学校、左が水道局の貯水池となっている場所である。 この道を進むと薩摩島津氏の福昌寺跡墓地に行き着く。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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