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ジージの南からの便り

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2016.09.09
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カテゴリ:西郷隆盛


 今朝、鹿児島の南日本新聞を見て驚いた。
写真にあるように平成30年(2018)のNHK大河ドラマの第57作が「西郷(せご)どん」に決定したというのだ。一週間くらい前にKくんからのメールにそれらしきことが書いてあったが、その時点では半信半疑だった。なぜならば、最近は島津義弘公を大河ドラマに取り上げて欲しいとの地元からのアピールが強力になされているのを知っていたからだ。

 もちろん再来年の明治維新150年を期して西郷どんの売り込みもされていたであろうし、「西郷(せご)どん」に決まったと聞けばなるほどと納得もいく。地元の人間にとってどういう形で西郷どんの姿が描かれるのか大いに興味があるし、鹿児島を全国にアピールする機会でもあり、大変嬉しいことだ。
今から、2年後が楽しみである。

 尚、西郷隆盛が大河ドラマに取り上げられるのは平成2年(1990)の西田敏行 西郷役、鹿賀丈史
大久保利通役の「翔ぶが如く」以来である。薩摩が舞台のドラマはこの他にも2008年の「篤姫」以来である。




 西郷隆盛(1828~1877)・西郷どんは薩摩藩の下級藩士の極貧の家庭に育った。男からも女からも“日本史上最もモテた男”と言われ時の藩主・島津斉彬に見出されて出世していく。だがその生涯は波乱万丈で、2度の島流しにあい、3度の結婚をしたが、たぐいまれな勇気と実行力で幕府を倒し、明治維新を成し遂げる。しかし最後は自分の造った明治政府と戦い城山の露と消えてしまう。

 その生涯を今回のドラマでは原作を女性作家・林真理子の「西郷どん!」、脚本を「花子とアン」の中園ミホが担当するとのこと。新聞によると「西郷の妻や家族らとの人間関係を描き、周囲から慕われた西郷の姿を浮き彫りにする」とあるので、これまでの西郷像とは違う角度からのものにもなりそうで、興味はつきない。これから決まるであろう配役も楽しみに待ちたい。





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Last updated  2018.01.23 08:34:42
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