|
カテゴリ:読書
「筑紫哲也NES23」のキャスターを3年半務めた「有村かおり」さんを覚えている方は多いと思う。 その後、結婚されて現在は「松富かおり」さんである。その松富かおりさんが最近著した「エルドアンのトルコ」を読んで、amazonの書評に投稿して採用された。以下である。 「ん~ 今度はむつかしそうな本だな」と思いながらも「エルドアンのトルコ」を手にしたのは、以前筆者の著書を読んだことがあったからである。日本の現状は国際政治と不可分のものとわかっていても、どの情報を信じていいのかわからないのも現状である。 筆者はキャスターを経て、その後、大使夫人として国際的に活躍されていたことは,face bookなどを通じて知っていたので、今回食わず嫌いを押して「まえがき」を読んでみた。そこには「米中は覇権戦争」 「ポピュリズム」「強権政治の台頭」など国際政治に疎い私にもわかりやすい言葉がポンポン響いている。 内容はエルドアン大統領の率いるトルコの話題から入るのだが、2016年のクーデター未遂事件がまるでドキュメンタリー映画を観るようような筆致で描かれており、次々と読み進むことだった。 とりわけアメリカ、中国、ロシアのそれぞれの関係や世界のその他の国々との関係性などよく整理されておりわかりやすい。筆者が書いておられるようにトルコで起こるつつある変化と、今日、日本を取り巻く世界全体で起こっている諸々の出来事を通して、今後の日本のあり方のヒントを与えてもらったように思う。 以上 書評が採用されて私自身も驚いたが、採用されたということは、そう大きく的を外していなかったということだろう。一読を勧めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
こんにちは
有村さんはご結婚されて大使夫人になられたのですね。 (2019.08.26 14:54:53)
筑紫哲也は 知っていましたが 有森かおりは知りませんでした。
トルコを含む中東 ロシア 中国 アメリカとの関係性など よく整理しないと 分かりませんね。日本を取り巻く情勢も 変化が起こっています。 整理して 教えて下さい。 (2019.08.26 20:57:29)
筑紫哲也さん 懐かしいですね。確か九州出身の方でしたね。
有森かおりさんは知りませんでした。 トルコにはツアーで二回行きましたが、以前に行った時より不景気のようでした。特にアメリカ人観光客が少なくなったような。 著書 読んでみたいです(*'▽') (2019.08.26 21:21:46)
こんばんは。有村さんの名前と顔は知って居ます。結婚されて、執筆されたんですね。凄い文才が有ったんですね。自分はこれからの人間ではないし、この世を去る人間ですので、世界の難しいことは何十年も見聞きしてますので、活躍されている方にお任せします。静かにそっと生きて居たいです。
(2019.08.26 21:31:45)
中々苦手で敷居の高い分野のご本、興味というか好奇心はあっても近寄りにくいですが、こういう風に勧めていただけると、読んでみようかなという気持ちになります。
読んでみて、という「経験者」の声はやはり力がありますね。 (2019.08.26 21:36:51)
クマタツさん、おはようございます(*^-^*)
有村かおり(松富かおり)さんは、勿論知ってます~ クマタツさん、難しい本を読まれてますね。 私は、読書大好きですが、普段、読むのは、ほぼ小説のみです💦 クマタツさん、書評の採用、すごいです~(#^.^#) (2019.08.27 11:08:32)
テレビ朝日とオフィス・トゥーワンが社運を賭けて
1985年の10月に放送開始された大型報道番組で、 視聴率が20%をマークする程の大人気となり、 現在の「報道ステーション」へと受け継がれています。 (2020.12.05 09:43:09)
トルコには、
私の父が務めた会社の水力発電所があります。 (2021.02.19 20:00:09) |