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カテゴリ:鹿児島の城と麓
平山亮一氏庭園 武家門 天明(1781)の作庭と伝わる。 石組みの一つもない大刈込一式の庭園である。イヌマキによる延々たる遠山は、その中に三つの高い峯を見せ、前面にはサツキの大刈込みが築山のようで、母ヶ岳を庭園に取り入れて簡素化された借景園として、名園の名をほしいままにしている。 庭園内から庭園入口を見る 平山克己氏庭園 武家門 明和年間(1764~1771) 作庭と伝わる 母ヶ岳の優雅な姿を取り入れた借景園である。北側の隅には石組みを設けて主峰となし、イヌマキの生垣は母ヶ岳の分脈をかたどっている。またどこを切り取っても一つの庭園を形づくり、調和と表現にすぐれた庭園として絶賛されている。大海原には無人島が浮かび、遠くには緑の大陸が望まれ、想像とロマンの世界で楽しめる庭園である。 西郷惠一郎氏庭園 武家門 文化文政年間(1804~1829)の作庭と伝わる 庭の南東部の隅に枯滝の石組みを設けて高い峯とし、この峯から低く高く刈り込まれたイヌマキは遠くの連山を表現している。また鶴亀の庭園とも言われ、一変して高い石組みは鶴となり、亀は大海にそそぐ谷川の水辺に遊ぶが如く配され、石とさつきの組み合わせは至妙である。 刈り込みを道から見る 変化の妙に富んだ刈込に見とれてしまった。 庭園の説明文はパンフレットを参考にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。いつもありがとうございます。武家屋敷は、色が変わってきていますね。木造の特徴でしょうが、、維持する人も大変でしょうね。庭は土に着いていますから、自然と共に生きているので、季節の表情を楽しめますね。庭師の腕が、、素晴らしさを表現しています。お抹茶でも一服したいですね。
(2019.09.12 22:34:51)
クマタツさんお早うございます!!
いつもコメントをありがとうございます。 いかにも剛直な薩摩武士の邸宅と園庭ですね。 無駄なものは一切なし。 刈り込まれた木と累々たる大石。 いすれも寡黙で、一切無駄口を利かない。 まさにこれが薩摩武士の心意気なのでしょう。 昨日は朝から眼科受診。 そして今日はこれから歯科へ行って来ます。 今日もお元気で素敵な一日でありますよう。🌸(^^)v (2019.09.13 07:58:49)
自然を愛する心と 洋々たる世界観が 垣間見えるような気がします。
雄大にして整然 また、行きます。(^-^) おはようございます。 北九州・戸畑は曇り晴れです。 いつもありがとうございます。(^-^) 今日は、午後から家内の施設で家族連絡会が ありますので、午後休みを取って参加します。 少し慌ただしくしています。ご挨拶のみで失礼します。 今日も良き一日でありますように。 (2019.09.13 11:04:17)
こんばんは。九州は韓国に近いので、、多く来日して居るのではないでしょうか?そちらは温泉が豊富ですから、、チョットねという感じで温泉に行けますでしょうね。自分は指宿温泉に宮崎まで行って行きそびれていますので、今でも悔やんで居ます。
(2019.09.13 21:48:17)
大刈込一式の庭園など お手入れが とても行き届いているようで 素晴らしいですね(*'▽')
(2019.09.13 22:05:26)
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