昨夜、南薩摩に住む私の合唱団の指揮者の一人・SWくんからメールが入った。
「クマタツさんに依頼されていた演奏会のDVD化したものを今日郵便で送りました。明日には着くのではないでしょうか」という願ってもいない知らせだった。
これには経緯があって、現在まで鹿児島大学男声合唱団フロイデコールOBでつくる楠声会合唱団は平成4年11月28日(1992)の第一回演奏会以来、一昨年の平成30年8月4日(2018)の第十回演奏会までほぼ3年に一回の演奏会を開催してきた。その中で第五回演奏会までは、時代がビデオテープの時代であったため、私が持っていた1回から5回までの5巻のビデオテープは時代の流れで機器も無くなって見ることは叶わなくなってしまった。
指揮者のSWくんは大学時代はフロイデコール第19代指揮者であった。その後、南薩摩の某市の市議会議員を30代の初めから30年以上務める一方で、我が合唱団を最初から支えてきてくれた逸材である。
工学部電気学科卒業でメカに強く、合唱団で使う音取りのCDなどはいつも彼が作成してくれている。
その彼の多忙さを知る私は、彼が市議会議員を引退したら、演奏会のビデオテープをDVDにしてもらおうと密かに思っていた。以前一回だけ必要に迫られてそのことをお願いしたことがあったからでもある。
ところが、今回のこのコロナ禍で彼もいくらか時間ができたのか合唱団のメーリングリストに「希望の方があれば、テープのDVD化などやってあげますよ」という願ってもない文章が流されてきた。
私はすぐにメールを入れて第一回から第5回までのDVD化をお願いした。
それ以降、彼の方では他のメンバーからのいろいろな依頼分も早くに作成済みだったようだが、3月から7月に入った今日まで練習は休みになってしまった。そして鹿児島でのクラスター発生などにより練習再開の目処は立たない。ということで、今日届いたのが写真の通りである。
私もこれまで第一回から第十回まで全部ステージに立ってきたのだが、定期演奏会の全てのDVDが揃ったことになる。明日から若かりし頃? のステージを見ることができると思いワクワクしている。
そして来年予定の第十一回の演奏会のステージに立てるように願っているところだ。