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ジージの南からの便り

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2023.09.21
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カテゴリ:地域活動




 9月20日、私たちの町内の老人クラブ「どんぐりの会」はコロナ禍にたたられて久しく開催することが出来なかったバス旅行に4年ぶりに行くことができた。
使ったバスは鹿児島市が無償で提供してくれる福祉バスである。
目的地は南さつま市のりリヤス式海岸で次々と海の風景が開ける226号線を南下しながら見る綺麗な海沿いの美術館や史跡である。
鹿児島市から九州自動車道をちょっとだけ使って市外へ。
約1時間で南さつま市に到着し市街地を抜ける。
海の雰囲気が漂い始めるとすぐに「くじらの館」に到着。
運転手さんがトイレ休憩のため寄ってくれたようだ。ちょっとした道の駅である。

 2002年1月、吹上浜(日本三大砂丘の一つ)南端の大浦町に14頭もの巨大なマッコウクジラが集団で座礁するということがあった。当時、テレビを始めマスコミが連日このことを取り上げたので私も鮮明な記憶として今も残っている。
座礁当時はほとんどのクジラが生きていたため大しけの海を前に決死の救出作業が行われたが、救出できたのは1頭岳で13頭は死亡した。クジラが死亡した後も20~40トンもの巨体を動かすこともままならず、腐敗が進んで処理に苦労し、やっとのことで塊を付けてクジラを海に沈めるという世界でも例のない作業が完了したのは座礁から11日後のことだった。
死亡した13頭のうち1頭は砂浜に埋められ、約10年後に掘り出して骨格標本が作製された。
「大浦ふるさとクジラ館」に併設する(下の写真)「クジラの眠る丘」にはこの骨格標本が展示されている他、死亡した13頭を悼むモニュメントが設置されている。


 クジラ館を後に、バスは坂道を必死に走り、次に着いたのは「笠沙美術館」。
ここは当地・笠沙出身の画家・黒瀬道則さんの美術館である。
私たち一行は美術館上からの眺望を楽しんだ後、下に降りて行ったのだが、管理する女性の方がおられて、無料鑑賞ができるとのことで、絵をたくさん見ることができた。
絵は撮影禁止とのことだったのでここでは披露できないが、ここの風景にもマッチした素晴らしい絵の数々だった。




 海に向いた窓から海に浮かぶ島を写すと一幅の絵になった。
この島はジェームスボンドの「007は二度死ぬ」の撮影が当地であった時にロケ地として使われた。


 笠沙美術館を後に南に向かって走るバスの窓からこの記念碑は見える。
この10mくらい先には次の目的地・鑑真和上の上陸地があり記念館がある。


 ここは鹿児島県南さつま市坊津町秋目浦。鑑真記念館があり、「鑑真大和上」の石像がある。
鑑真和上と言えば、まず頭に浮かぶのは、ここ秋目浦の次に「奈良の唐招提寺」である。

 


 肝心記念館は入場料@200円也。皆で入館して歴史資料と動画を見ることができた。
いただいたパンフレットの表紙に次のようにある。
鑑真のもとに二人の日本僧が訪ねて来た時、鑑真は日本の長屋王が唐の僧へ贈った袈裟に「山川は域を異にすれども、風月は天を同じくする。諸仏子に寄せて、共に来縁を結ばん」という意味の四句が刺繍されていたというエピソードなどを挙げて、日本は仏法興隆に有縁の国であると述べた。とある。

 このように日本に関心を持った鑑真は日本で戒律を広めようと日本に渡ることを決意するが、様々な障害に会い、6回目にして初めて日本に渡来することができたという。
その第一歩が坊津の秋目浦だった。後に奈良の京(平城京)に迎えられて奈良の仏教の興隆に専念、唐招提寺の開山となる。


 鑑真記念館前からの眺めも素晴らしい。赤い小さな花はハイビスカス。南国らしい風景だ。


 鑑真記念館を後にして、40分走って、この日の昼食場所の「枕崎おさかなセンター」へ。
着いたのは予定した午後1時ぴったりだった。
会長の私は、訪ねる場所と時間のスケジュール調整に頭がいっぱいだったが、食事時間の1時に「枕崎おさかなセンター」に着くためには、余裕があれば行きたいと思っていた「丸木浜」や「坊津歴史資料センター・輝津館」などは残念ながら訪ねることはできなかった。私はこのコースは大好きで、車の免許のあるころは毎年のようにドライブしていてほとんどまわり尽くしていた。それだけに皆さんにも見てもらいたいという思いが強かったのでこのコースを選んだのだった。

 私が選んだのは「かつおたたき膳」、わがチームで一番人気は「ぶえんかつお膳」だった。
頭のでっかいあら炊きが美味しかった。


 「枕崎おさかなセンター」の売店も充実していて、食事の後、我先にと買い物をしていたが、帰りにもう一ヶ所、南九州市の「道の駅・川辺 やすらぎの里」に寄ってここでもせっせと買い物をすることだった。







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Last updated  2023.09.21 16:44:54
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