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ジージの南からの便り

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2025.04.22
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カテゴリ:我が家の行事



 春の訪れと共に咲いた我が雑草園の深紅のバラ

3月19日(水)から23日(日)までの4泊5日で白内障の手術を受けてきた。
この数年間、街を歩いていても人の顔がぼやけてしまい、もし知人と出会ってもすぐにはわからないのではないかと懸念するほどの状態にまでなっていた。また新聞やネットの文字は右目を閉じて左目だけで見ないと焦点が合わず大好きな読書も出来ない状態が続いていた。
介護人がいない身としては入院して手術した方がいいなと思い行きつけの眼科に入院手術の出来る別の眼科を紹介してもらいやっと手術にこぎつけた。
紹介された病院の初診の日には入院の保証人も一緒に行かなければならず朝8時の受付に娘の運転する車で行った。受付2番目で診察を受けたが、いろいろな検査もあり結局午前中いっぱいかかった。最後に今後の日程やその他いりいろな聞き取りや打ち合わせがありその日は終わった。驚いたのは両目を一日で時間も置かず手術するというこれまで手術を受けた経験者からは聞いたことのない方法である。これまで聞いていたのは片方の手術から1週間ほど後にもう片方の目を手術したというものだったので、私も主治医から「同じ日に両目とも手術します」と言われた時は一瞬戸惑いを隠せず「両目とも眼帯で見えなくなって入院生活とはいえ生活は大丈夫でしょうか」と思わず口にしたくらいである。
すると先生からは「クリアーな眼帯がありますから大丈夫ですよ」との答えが返ってきた。医学の知識もない私はそれ以上のことも言えず当日を待つことになった。

 そして当日、最後の検眼などの後、主治医の診察があり最初に右目を手術しその後に左目を手術するという順番になりますとの説明があり、決まりなのか右目の上に青くて丸いステッカーを張られた。その後に当日執刀する先生の診察があった。
すると執刀医曰く「あなたの場合、左目が普通より一段厳しく、右目は二段厳しいので、右目から手術すると時間がかかりすぎて左目を手術する体力が残っていないかもしれないので、順番を変更して先に左目からやりましょう」との話があり、手術室に入った。もう正に文字通り「まな板の鯉」の心境である。

 通された手術室は物凄く明るくて別世界だった。手術台は普通のベッドかと思っていたが、理髪店の椅子より大きな椅子状のものに座ることになる。そして理髪店で髭剃りをするときみたいに後ろに倒された。
先ず左目を大きく開き動かないようにして麻酔の注射がうたれた。部分麻酔なので先生が話をしながら手術は進んでいったが、途中で「追加の麻酔をうちます」と言われてうたれたが、最初も追加分もどこにうたれたかはわからなかった。その間、左目の真上には3個の光が見えた。多分眼球を照らすものだったのだろう。どれくらいだったか時間はわからないが左目の手術が終わったとの話があり、5分くらい経っていよいよ右目の手術に入った。右目の麻酔は先生から事前に言われていたのだが、右瞼の下に注射をうたれた。手術が始まってしばらくすると、左目の時と違い真上にあった光も全然見えなくなってしまった。それどころか真っ暗な世界に入ったみたいに黒一色である。思わず私は「先生何も見えなくなってしまいましたが・・・」と言った。すると先生から「麻酔が効いてきたのです」とのこと。納得。
それからどれくらい暗闇との戦いをしたのだろう。「無事終わりました」との声がかかり、思わず我に返ったのだった。看護師さんたちから眼帯をしてもらって車椅子に乗って病室に運ばれた。ネットなどでは片目の手術には10分くらいかかると書いてあるが、私の場合両目で1時間近くを要したのではないかと思う。病室に運ばれながら周りを見ると右目は眼帯で覆われて何も見えないが、左目は霞んではいるものの周りは良く見ることができた。
部屋に戻り落ち着いたところで鏡で見ると右目は大きな絆創膏に覆われていたが、左目は右目と連なったクリアな眼鏡型のようなものがあるだけでうっすらと世間を見ることができた。そのため術後も食事やトイレも看護師さんを呼ぶこともなく用心はしながらも自分でできたのは幸いだった。

 その後の事などは、またいずれ書くことになると思うが、初めての入院経験は、これまで知ることのなかった病院のことやそれに携わるたくさんの人々のご苦労などいろいろなことを知ることになった。
これから先も病院にはできるだけお世話になりたくないものだが、いつお世話になるやもしれない老々の身の自分にとってはいい勉強にもなった。





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Last updated  2025.04.22 17:33:06
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