台風で破壊された板囲いの補修なりホッと一息。
8月29日に鳴り物入りで鹿児島地方を通過、迷走しながら日本中を騒がせて駆け抜けた台風の被害が我が家にもあった。我が雑草園と家を囲んだのは、家を建てた当時、板塀ではなく全て「かいづかいぶき」だった。ただ、娘のところの二人の孫たちが幼い頃、婿の勤務地が地方や奄美大島だったりしたので、夏休みを中心に休みを過ごすのは、ジジ・ババの住む我が家だった。そこで我が家では少し大きめのベランダをつくることにした。その時、今板塀にしてある部分のかいづかいぶきを抜いて、現在よりも高い板塀にしたのだった。夏はビニールのプールを作り、寒い冬はゴザを敷いて日向ぼっこをし、たまにはバーベキューパーティーをしたりして楽しんだものだ。しかし、所詮は木造のベランダである。孫たちが大きくなるにつれて使う機会も減ってきた頃、老朽化してきたので、これらを取っ払って、また雑草園に戻してしまった。そして、かいづかいぶきも板塀もなくなったこのコーナーだけがポンと空いてしまったのだ。そこで二男がうまく工作して作ってくれたのが今回台風で半分破壊されてしまったのだった。今回の台風被害から約2週間、我が家の前のゴミステーションに毎日ゴミ捨てにみえる近所の方々の目にはどう映ったかわからないが、朝から洗濯物を干す私の様子が見える状態だったので、見て見ぬふりをする人が大部分だった。ただ親しい人は声をかけてくれたりした。そして、この3連休の中日の昨日、二男が材料購入に行って、半日がかりで見事に補修してくれた。たまたま買い物に行く車の中から見かけたという、いつも親しくしているIさんから「ご苦労さん」ということでビールの差し入れをいただき、息子は大喜びだった。Iさん、ありがとうございました。 話は変わって、先日の南日本新聞に今年も「彼岸花」が咲いたというニュースが掲載された。それを見て、「毎年咲いてくれる我が家の彼岸花は今年はどうだ?!」 ということですぐに雑草園を見た。一輪だが、おお 咲いている。急いで出てみるともう一輪咲いている。周りを見渡すと、あと2輪つぼみがある。今年までは何とか季節を忘れずに咲いてくれたようだ。 そして、雑草園を見渡すと、先日「蕗さん」に教えていただいた花の名前「カリナタ」がまた咲いている。カリナタは、間を置きながらこれで3回目の開花である。彼岸花もカリナタも私を慰めてくれる嬉しい花だ。 風勝