2012/08/16(木)10:05
車えびの養殖管理、植物プランクトン
車えび養殖池車えびの養殖池に種苗を投入してから40日が経過した池入れ時の体重0.01g/尾が3gに成長していた体重の増重率は焼く300倍、とても順調に成育しているようだこのままの調子だと10月下旬くらいから出荷できそうだ養殖池への注水車えびの養殖池には植物プランクトンが多いこれは養殖池飼育海水の物質循環を促すため植物プランクトンを育てているのだ植物プランクトンは光合成を行って二酸化炭素を吸収し酸素を供給してくれるそしてエビの糞やヘドロを栄養源として吸収するので養殖池の中である程度の物質循環を完結するのだ車えび養殖場への見学者の中には海水が濁っていて汚なーい、という人もいるがこのプランクトンの多い濁った水がエビにとっても環境にも、とてもいい水なのだというわけでえびの養殖では水つくりは重要なのだよところで植物プランクトンは種類が多く、いつも同じ種類だとは限らない水色も茶色から赤、グリーンとさまざまである今日の池水の色は濃いグリーンであったこの色のときのエビの調子はとてもいいプランクトンの種類がクロレラかスピルリナかあるいは他の種類なのかを調べるために採水して海洋深層水研究所に持ち込んだ種類を特定し培養できればこの色をキープして安定した養殖ができる、というものだプランクトンの密度が濃くなり過ぎないように写真のように池への注水を毎日行っている