NEWARK:気分転換になったプール行き。その後も良かったな。
時計を見たら、7時。「遅れてもいいから、おいでよ。」昨日の夜のクミさんとの電話で言われていたのを思い出して、会社を飛び出た。どうも、寒いと気が進まないな。クミさんが一緒じゃなかったら、この冬は全然泳いでいません状態になるのは見え見え。まあ、動機がどうあれ行く気になったわけです。プールの水面に、クミさんが泳いでいるのがすぐにわかった。クミさんも僕が立っているのを見つけて手を振っていた。手足の準備運動も、そこそこに、プールに飛び込む。「大丈夫だった?」「うん、なんとかね。」ルージュが濡れて、なんだか艶かしい感じ。そのまま、後を付いて行くようにして泳ぐ。「バタフライは、お腹を引っ込めるのにはいいけど、腕が太くなってしまうみたいなので、ちょっと止めようかな?」「週に1,2回だから、大丈夫じゃない?太くなってなんか無いよ。」「そうかな?お腹は、いい筋肉になっているけどねぇ。」思い出してみた、クミさんのハダカのおなか。確かに、筋肉が筋になっていて、ポッコリなんて影も形もないよ。休憩中のクミさんの優しいまなざしに、仕事でカサカサしていた気持ちが、だんだん、いやされていくのがわかった。