気学・算命学@あれこれ

2010/08/17(火)17:18

守護神について

算命学(106)

守護神について 算命学では 年 月 日 の干支の組み合わせから、それぞれの宿命をみていきますが、その中の日干を自分の心としてとらえています。その日干別に大運、年運で巡る十干が自身にとって守護神になる場合について、ざっくりとまとめてみます。 甲木の人にとっては、夏生まれ以外はとにかく、お日様(丙)が守護神です。また、冬生まれ以外はそれにプラス雨(癸)です(冬は水の旺地なので丙のみでよいのです)。 木の成長にとっては十分な日の光と水分が絶対的に必要ですから、わかりやすいです。 乙木の人にとっても甲と同様に、草の成長にとって、十分な日の光と水分が必要なので丙(夏生まれを除く)と癸(冬生まれを除く)が有難いのです。 丙火の人にとって何より有難いのは、海(壬)になります。真っ赤に燃える太陽が一番美しく映えるのは海に浮かぶ情景です。海あってこそ太陽の輝きが一層増すのです。 丁火は人工の火です。火を燃やすには木(甲)が必要です。燃料としての甲木を伐採する刃物としての庚(金)も守護神となります。(夏生まれの丁火には、夏は火の旺地なのでこれ以上の燃料は不要で、庚は守護神ではなくなります) 戊土は山です。夏山(夏生まれの戊)以外は太陽(丙)によって温めてもらえます。春生まれ(木の旺地)以外の山には、甲木も守護神になります。甲によって戊土を剋して、土をより活性化するためです。 己土は平地です。私たちが暮らしている大地である己土にとっては、一年中、太陽(丙)が守護神です。夏場はそれに雨(癸)が加わります。夏と春生まれ(木の旺地)以外は土を耕すという意味で甲木も守護神です。 庚金は鋼です。火によって鍛え上げられ、立派な鋼になっていくのです。夏生まれ以外は丁火が守護神になります。熱せられて(しごかれて)使える庚金になっていくのです。夏生まれの庚には暑さでへたばっている庚を冷やすために水(壬・癸)が守護神になります。 春夏生まれ以外は燃料としても甲木も守護神です。 辛金は磨けば光る宝石です。何よりも洗い清める水(壬)が守護神です。冬生まれは、水の旺地なのでそれを抑える戊土と、冷たい水が多いので丙火で暖めます。春生まれの金は一番弱い(真逆の季節)のでそれを助ける戊土(土生金)も守護神です。 壬水は大きな川、海です。夏生まれ以外は、太陽(丙)で暖かさを得ます。また壬によって太陽(丙)も照り映えるのです。秋冬生まれ以外は水の補給として庚金も守護神です。 秋生まれは(秋は金の旺地)金多いと水が濁るのでその水を濾過するために甲木が必要です。冬生まれは水をせき止める戊土が守護神になります。 癸水は雨です。夏生まれ以外は、太陽(丙)で暖かさを得ます。夏生まれは壬・癸ともに水源としての庚金・辛金が守護神です。秋生まれは水の濾過で、冬生まれは余分な水を吸い取る意味でそれぞれ甲木が守護神になります。 以上、ほんとうにざっくりですが、代表的守護神をまとめました。日干支以外に何ももっているかで微妙に変わりますが、大体の目安をつけたいと思って大くくりにまとめてみました。 これ以外に自分の宿命にない五行はバランス守護神となりますので、自分に足りない五行は何かを見るのも大事ですね。

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