気学・算命学＠あれこれ

陽占の二連変化

同じ星が二個ある場合について、代表的なものをまとめてみました。「貫索星」、「調舒星」「龍高星」は星本来のもつ意味が倍になりますが、他の星は違った星の意味が加わってきますので、本来の星の特徴はむしろ目立たなくなります。例を挙げていきます。

貫索　＋　貫索　＝「貫索星」の質が倍加　粘り強く積み重ねる人生

石門　＋　石門　＝「貫索星」の質が出てくる　集団に和すがその中で単独行動をとる　変わり者と見られる

鳳閣　＋　鳳閣　＝「鳳閣星」の質が倍加、ただし「調舒星」の繊細さが加わる（反発反抗以外）行動力は遅くなる

調舒　＋　調舒　＝行動力はなく、現実生活に興味がなくなり、芸術・哲学等に向う

禄存　＋　禄存　＝「司禄星」の意味合いが出てくる　禄存　＋　司禄　と判断でき妻妾同宮の運型　集団にも組し、単独行動もできる

司禄　＋　司禄　＝「禄存星」の質が出てくる　妻妾同宮　計算に強い

車騎　＋　車騎　＝「車騎星（迅速性）」に「鳳閣星（のんびり）」の質が加わり、その相反する星の影響で、神経も繊細になる　鳳閣と鳳閣の間を往来している　神経も繊細　官殺混雑　再・三婚の星。車騎＋牽牛　と判断する

牽牛　＋　牽牛　＝「車騎星」の質が出てくる　牽牛＋車騎と判断する　官殺混雑
　
龍高　＋　龍高　＝「龍高星」の質が倍加　理数系、技術系の人　海外との縁深い
　　　　　　　　　一生一業にエネルギー世界が広がる
　　
玉堂　＋　玉堂　＝「龍高星」の質が出てくる　最も現実的な玉堂に強さが加わる


貫索　＋　石門　＝集団を率いる頭領にも独裁者にも　貫索＋貫索よりも利己的　時代の変化をよくつかみ時間の活用上手

鳳閣　＋　龍高　＝相剋の中で一番激しい　内面の葛藤激しく通常のしゃかいに追従できにくい　神経の緊張が極度に達しエネルギーの消耗が激しい

牽牛　＋　龍高　＝玉堂に近い龍高　放浪・冒険心ない　芸術・創造の世界にのみ生きる　　古典的・伝統的世界

車騎　＋　牽牛　＝牽牛そのもの　単独行動・忍耐力あり　精神の不安定が最も少ない

◎　陰陽の組み合せの方ががやわらかくゆるやか。金星多くなるほど龍高的になるそうです。