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テーマ:算命学 占い 鑑定(235)
カテゴリ:算命学
シニア世代にとって懐かしい、歌手の天地真理さんは現在高齢者向け住宅で暮らしているそうです。 1か月の家賃は14万円、食費は4万円かかるそうで、その費用はファンクラブの方から捻出されているそうです … あれだけ一世を風靡した乙女チックな印象の天地真理さんですが、厳しい老後をむかえているようなのは、金銭感覚がなかったようで、往時のような収入がなくなっていた中で人生設計の認識が足りなかったようです。老後破産に見舞われているかのようにネットでは書かれていますが、どのような宿命か見てみたいと思います。
秋生まれの己土です。土性が三つ、金性が二個、木性が1個です。土性が多いので引力本能が強い人だということはすぐにわかります。陰占において、生年天中殺、対沖、支合、害があります。散法が多く、現実生活は波乱の要素が高いと思われます。 寅卯天中殺ですが、生年天中殺があって親、目上との縁は薄く、対沖をもっているので仕事と家庭内がシーソーとなり、歌手としての成功がプライベートではうまくいかないといった流れとなります。戌酉の害で精神的には不安定な要素も抱えています。 守護神は天干になく、自分の努力によって支えていく人生となります。
しかしながら、ファンが住宅費を一部出してくれているというのは、いまだに愛されているということです。天印星が中年期にあり、天真爛漫さはここからきているのだということがよくわかります。 若いころのチャーミングさがファンにはずっと脳裏の深くに存在しているのでしょう。
日干己土は人のいるところが好きで、月干戊土と合わさって皆に囲まれて崇められていたいという思いの強い人です。歌手という仕事はとても合っています。
大運は初旬天中殺、変剋律大運と60年間も天中殺現象が継続していました。運の大きなあおりが終わろうとしたころから、収入も減り始めたり、うつ病になったりと落ち込みが激しくなったように思われます。
宿命天中殺、対沖、害、支合を合わせ持つ宿命のなか、ほぼ一生が大運天中殺となっていることで波乱万丈な生き方となるのはとても納得がいきます。 金銭運に関しては、元もと禄存星、司禄星がないので、わかりようがないのも頷けます。まして、往時のスターとして生きてきたことは、現実にはお金がないことなど考えるのも嫌だったのかもしれません。幸いにも娘さんが今ではマネージャとして仕事や金銭の管理をしてくれているとのこと。
気学の本命は四緑木星、月命は九紫火星で、どちらも金銭をしっかりと貯めておくといった姿勢の薄い星です。むしろあればあるほど、自身を飾るためや、信用力を高めるためにお金を使っていく人が多いです。
69歳位以降は大運天中殺が終わっていて、守護神も回ってくるので、穏やかな人生を送っていけるようです。この先もマイペースで自尊心を持ち続けて生き続けていってほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.16 17:43:54
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