|
カテゴリ:父の病気。肺気腫・・・
父の四十九日の法要が
無事終了しました。 お寺で法要。 お墓で納骨。 お食事会。 終わったな、と思いました。 とりあえず、お骨がお墓に納められ 終わったのでした。 祖母が亡くなってから30年弱。 久々にお墓が開けられ、納骨。 その一連は、思ったよりもあっけなく。 の、わりに、疲労感はものすごく。 張っていた気持ちがぷつりと切れた。 父が亡くなったあと、 魂は四十九日かけて閻魔様の所に行くのだと お坊さんに聞いたことを、息子に説明した。 すると、子供には疑問が・・・ そんなに長い間どうやって行くの? どこからどこに旅するの? 歩いてるの?浮いてるの?乗り物?? うーん、どうだろうねぇ。。。 すると、こんな事を言い出した。 じぃじはきっと、 生まれてからの人生を もう一度旅してるんじゃない? おお。 人は四十九日かけて、 自分の過ごした人生を振り返る。 ありがたい説法のような話だ。 どこかで見聞きしたのかなぁ。 そうかもね、というと 今いつの所にいるかな?と言う。 もう俺に会えたかな? いやいや、まだじぃじがあんたの年頃かね。 おもしろかった。 ただただ旅をしているだけより そのほうがドラマチックだね。 人が亡くなってから四十九日までの一連の儀式。 全ては「故人を偲ぶ」という名目ではあるが 本当は、遺族が故人の死を受け入れるための儀式。 そのように感じながらこの日まで過ごした。 そして、四十九日までの間。 故人と一緒に故人の人生を振り返ってみる。 故人の人生が、故人にとって良いものだったのか。 自分が故人と関わった人生はどのようなものだったのか。 懐かしく思い出したり、想像したり。 そのようにして、四十九日かけて諦めるんだ。 で、その先に閻魔様が待っている。 さて、じぃじは天国に行かせてもらえたのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[父の病気。肺気腫・・・] カテゴリの最新記事
|