2009/07/13(月)19:36
セニョーラ武士沢ジャッジに不満/七夕賞
3/4馬身差の2着に入ったアルコセニョーラの武士沢騎手は、厳しい表情で検量室から出てきた。34秒6の末脚を繰り出して追い込んできたが、直線で前が狭くなる不利があり、不完全燃焼のレースとなった。「ゴール手前で勝ち馬に寄られた。切れ味の馬なので影響はあった。あれが審議の対象にならなかったのだから、ジャッジに納得ができない」とぶぜん。
裁決に対して怒りが向けられていた。ミヤビランべりの北村友はゴールゴール前の外斜行で戒告処分が科せられた。
ゲイト不利で7着、妨害申し立て/七夕賞
シャドウゲイトは4角で大きな不利を受けた。トウショウシロッコにはじかれたミヤビランべりのあおりを受けて、さらに外に振られた形。そこで勢いを止められ7着に敗れた。
加藤征師は走行妨害の申し立てを行った。着順の確定前に限り、裁決委員に対して行える制度で、申し立てにはその場で3万円を添える必要がある。
「勝負どころだし、もともともまれ弱い面のある馬で痛かった。あれだと、はじいたもん勝ちになっちゃう。危ないと判断したのなら失格にすべきでは」と加藤征師は語った。
なお、不服申し立て制度に基づくアピールは16回になるが、今回を含めすべて棄却されている。