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2015/11/16(月)17:35

好メンバー集結、秋のマイル王に輝くのは/マイルCSの見どころ

競馬(8113)

 今年のマイルチャンピオンシップには、春の王者に昨年の覇者、3歳マイル王に距離短縮のクラシックホースなど様々なメンバーが集結。馬券検討が楽しみな一戦となりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。 ■11/22(日) マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・京都芝1600m)  モーリス(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は春の安田記念を4連勝で制覇。今回はぶっつけ本番が課題となるが、能力上位で仕上がり次第では当然勝ち負けに持ち込んでくるだろう。  アルビアーノ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は控えた前走が鮮やかな勝ちっぷり。あの内容なら距離なども問題なく、このメンバー相手でも勝ち負けに持ち込めて良いだろう。  イスラボニータ(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)は前走の天皇賞・秋で後方から追い上げて3着に入った。京都コースは初参戦となるが、マイルは合いそうで上位争いが期待できそう。  ダノンシャーク(牡7、栗東・大久保龍志厩舎)は昨年の覇者。今年はまだ結果を出せないでいるが、GIを制したベストの舞台で巻き返しが期待される。  フィエロ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)はまだ重賞未勝利ではあるが、この路線で確かな存在感は示している。昨年も勝ちに等しい内容で、馬場も当時と同じ力の要る馬場。上位争いに持ち込めても良さそうだ。  その他、距離短縮で期待がかかる桜花賞馬レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智之厩舎)、一叩きされて巻き返しが期待される3歳マイル王クラリティスカイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、控える競馬が板についたサトノアラジン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)、春の安田記念で2着のヴァンセンヌ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)、復活が期待されるロゴタイプ(牡5、美浦・田中剛厩舎)辺りも上位争いの候補。発走は15時40分。 連勝中の好素材が激突、無傷で重賞Vを決めるのは/東京スポーツ杯2歳Sの見どころ  デビューから無傷の2連勝を飾っており、その内容も優秀なプロディガルサン・ロスカボス・マイネルラフレシアがここで激突。これらが3連勝を決めてクラシック戦線に名乗りを上げるか、それとも他に台頭する馬が現れるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。 ■11/23(祝月) 東京スポーツ杯2歳S(2歳・GIII・東京芝1800m)  プロディガルサン(牡2、美浦・国枝栄厩舎)は先日の菊花賞で2着に入ったリアルスティールの全弟。2連勝の内容が秀逸で、GIで好走を続ける兄よりも切れを感じさせるレース内容。ここでも上位争いが期待される。  ロスカボス(牡2、栗東・高野友和厩舎)は新馬戦、野路菊Sともに大きく出遅れながら差し切り勝ち。負かしている相手もアストラエンブレムにブラックスピネルと強力で、ここでスタートを克服すれば圧勝してもおかしくない素材。  マイネルラフレシア(牡2、美浦・高橋裕厩舎)の前走は狭い所を割って、通常は負けているようなところを勝ち切った。勝負根性が素晴らしく、それを生かすだけの決め手もある。大崩れは少なそうなタイプだ。  その他、萩Sで2着のスマートオーディン(牡2、栗東・松田国英厩舎)、紅一点だが新馬戦でいい脚を見せたアグレアーブル(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)、新馬戦快勝のキラージョー(牡2、栗東・藤岡健一厩舎)なども上位を窺う。発走は15時25分。

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