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カテゴリ:競馬
高松宮記念に向けたステップレースではあるが、ここ3年で7・7・11番人気の伏兵が勝利し、またここ4年連続で前走4着以下だった馬が3着以内を独占しているように、基本的には波乱含みの一戦。内回り1400mという特殊な条件であること、同条件の阪神C開催時と往々にして馬場状態が違うことなどが、難解さに輪を掛けている。
1.内回りコースで馬力が必要 直線が短い内回りコースを使用するため、パワーと馬力に秀でたタイプが有利になる。顕著な例は17年で、それ以前にダートで勝ち鞍があった馬がワンツースリーしている。また、ディープインパクト産駒は苦戦しがちで、過去に連対したのはミッキーアイルのみ。 2.ベテランが存在感を示す 過去10年で4歳馬の勝利は1頭だけ。昨年1番人気の4歳馬ミスターメロディは7着、18年1番人気の4歳馬モズアスコットは2着、17年1番人気の4歳馬シュウジも8着に敗れている。また、過去10年の勝ち馬のうち8頭には、以前に重賞で連対した実績があった。勢いある若い馬よりもキャリア豊富なベテランを重く扱いたい。 3.前走後方待機組に妙味 過去10年で3頭の逃げ切り勝ちが出ているレースではあるが、前走で4角先頭だった馬は[0-0-0-9]。また、前走で4角5番手以内だった馬も、複勝率15.9%で複勝回収率56%にとどまる。対して、前走4角7番手以下だった馬は複勝回収率109%、10番手以下に限ると142%、13番手以下まで絞ると198%。 ロジクライはこれまでの全5勝をマイルであげているが、昨年の本レースと京王杯スプリングCで3着しているように、1400mにも適性はある。ここ2走は59kgを背負って1200mという非常に厳しい条件。斤量56kgで距離延長の今回なら、巻き返すチャンスは十分にあるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.27 18:54:33
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