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自分らしく生きる

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2019.10.17
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第2章 



16 自立=自発=独創=生きがい



 あなたは自立できていますか?

 本書でいう自立は、経済的自立のほか精神的自立を意味します。

 そのためには、仕事をもち、収入の道をもつことはもちろん必要ですが、それだけでは十分とはいえません。

 大企業や官公庁に就職したり、かりに自分の店や事業を経営して、一応は経済的に自立してるように見えても、「この組織がなくては生きて行けない」「上司(特定のボス)ににらまれたら終わりだ」というような気持で仕事をしていたら、自立していることにはならないのです。

 また、上司やだれか有力者の指示がないと何もできない、判断できない、というようでも自立しているとはいえません。

 このように考えると、この社会には、自立できていない人がいかに多いかがわかります。

 それでも、すべてが順調に行っている間はよいのですが、何か変化が起きたり、トラブルが発生すると、自立できていない人は戸惑い、うろたえるのです。

 たとえば、組織のボスが失脚したとか、有力取引先が倒産、不振に陥った、という場合もそれに当たります。前に事例で紹介したK社(12項)も、親会社が海外へ生産拠点を移設してから途端に窮地に立たされるようになったのですが、このケースも一時的には羽振りがよさそうに見えても、自立していないと個人も会社も、非常に不安な状態にあるといったことを示しています。

「自立していないと本当に幸せとはいえない」というのは、こういう意味なのです。

 つまり、これをもう一歩突っ込んで具体的にいうと、

・企業は、CIコーポレイト・アイデンティティ、個人はPIパーソナル・アイデンティティをもちなさい

ということになります。

 さらに、日常いえることは、「何ごとも、自発的にやること」が非常に大切です。

 公務員や大企業に勤めると、何ごとも上からの指示や前例や規則に従って、仕事をするクセがついてしまいます。組織人としては、ある程度やむを得ないことですが、こういうクセがつくと、自分で考える、工夫する、ということができなくなります。先ほど述べたように「日本の若者は考えることができない」という現象には、以上のような背景があるものと思われます。



「自分は何をすべきか」がわからない人々

 今、どこの行政機関、民間企業でも、行き詰まりが見られ、突破口を見い出すことに必死です。こういう時には、「自発的にものを見、考え、行動できる人材」が貴重な存在になってきました。しかし、これまでの、無難主義、事なかれ主義、もたれ合い、なれ合いの中で育ってきた指示待族には手も足も出ないのです。

 数年前、ある地方行政機関の幹部研修で、「自分で、自分と職場の問題を発見し、解決策を考えなさい」という課題を与えたところ、

「どうしたらいいかわからない」「こんな研修ははじめてだ」「講師は何も教えてくれない」等々の反応が返ってきました。

 私が「今の環境は、自分で自分の問題を早く見つけ、先手を打って行くことが必要」と説きますと、

「これまでの研修では、講師から、テーマが与えられた」という答が返ってきたのです。

 これに対して私は、

「皆さんの立場は、それぞれちがうし、それぞれの立場によって、かかえている問題もちがうはずです。私から与えたテーマに一般論で答えてもらっても、あまり役に立たないでしょう」と説明し、ようやくわかっていただけたようでした。

 それ以来、この県の幹部研修ではこのやり方が定番になり、むしろ、こういう能力でなければ、現代、未来には通用しない、ということが定着することになりました。

 あらゆる職場、組織、環境で、このような認識が必要だと思います。

 それに、研修に限らず、ごくふつうに考えていただいても何ごとも人から押し付けられたり、人から指示されてやることには、熱が入らないし、それほどおもしろくない。これはだれにでもすぐわかるはずです。それなのに、一般のサラリーマンは、なぜ、自発的にものごとに取り組もうとしなくなったのか、これは、組織で、人の評価が減点主義だったことも大いに関係しています。「何か、新しいことを意欲的にやっても、失敗すると減点になる。それなら、何も手を出さず、黙っていた方が、減点が少なく、早く出世できる」という風潮が、あらゆる組織に蔓延したのだと思います。

 しかし、そういう生き方からは生きがいは生まれてきません。

 自立するためには、自発的にものを考え、行動することが必要です。自発的に行動すれば、独創性、アイデアも生まれ、そこからは生きがい、やりがいも生まれてくるでしょう。職場内外の問題を解決するためだけでなく、おもしろく、生きがいのある人生を過ごすためにも、自立、自発は、不可欠なのです。



19 「何が問題か」気づくのが先決



 責任感、真剣味が足りない?

 人の指示で動くことに慣らされた人が、自分で考え、行動するクセをつけるには、

・感性を磨くこと

が必要です。

 長年、組織の中やでき上がったシステム、仕組みの中で半自動的に動いてきた人は、知らず知らずのうちに、感性(感度)が鈍っているものです。

 たとえば、親会社や決まった得意先から、半自動的に注文が入るような子会社の人々、予算の枠内で動けば、毎月決まった給与が入ってきて収入の心配はほとんどない大企業の社員、公務員、教職員などは、「自分で、得意先を探し、受注し、代金を回収すること」などどうしていいかわからないものです。

 ある種の人々には、どこに、ユーザーがいるのか、自分では探せないでしょう。もっとも一部民間企業ではどういう商品やサービスをユーザーは望んでいるのか、毎日のように、ミーティングや調査をして検討しています。しかし、公務員、教職員などには、そういう習慣はありません。

 民間企業と政府関係機関で、同じような仕事をしているケースでは、政府関係機関の方が、財政基盤がしっかりしているだけ有利なはずなのに、民間に遅れをとってしまうこともよくあります。

 共同住宅、マンションなど都市の住宅供給で、住宅都市整備公団が民間企業に負け、高い、狭い、遠い、住宅しかできずに、大赤字をかかえ、ついに業務縮小、一部撤退などに追い込まれたのは経営のまずさに原因があります。これも元をただせば、鈍い感性によるものと考えられます。

 つまり、これら役人(それに近い政府関係機関の職員)には、マネジメントの感覚が著しく不足しているだけでなく、住民(ユーザー)が「どんな生活をし、何を考えているか」ということへの「関心」が欠如しているのです。

 そのほか――大蔵、厚生、科学技術庁をはじめ、中央、地方の各行政機関に関連した不祥事も、自分たちが国民の血税をあずかり、市民生活が、自分たちに委ねられているという自覚、認識、責任感がまるでないことに基因していると考えられます。まず、

・どこに、問題があるのか

に「気づくこと」が先決ですが、先に述べたように、公務員の研修でも「問題は何ですか」ときかれても、ピンとこないようでは、住民不在の行政になることは、むしろ当然といってよいでしょう。



 何ごとにも、真剣に取り組んでいるか

 この研修の受講者に限らず「何が問題か」に「気づくこと」が、すべての出発点となるのです。

 感性が鈍り、大きな問題があるのに、気づかないようでは、いろいろな面で悪影響が出ます。

 たとえば、産業廃棄物の処理場の許認可権は県に委ねられています。ところが、担当者は、地域の状況も知らず、ほとんど書類の上だけで許可を出してしまうこともあるといいます。住民や市町村が、よほどチェックしないと、許可になっていない毒性のあるものが廃棄され、河川や地域の環境を汚染するおそれも多分にあることを指摘する人もいます。

 ある町では、広大な地域なのに、チェックする行政担当者はわずか二名、とうていチェックできない状態です。このままで行くと、気がついた時には、広大な地域に毒物が広がって、収拾がつかないことになりかねません。

 鹿児島、神奈川、香川、北海道、埼玉、栃木などいろいろな地域で、産廃と環境汚染のトラブルが起きています。

 しかし、都道府県レベルの行政官で、この問題の重要性に「気づいて」仕事をしている人がどれだけいるか、というとお寒い限りです。しかも、現行法では、裁判に持ち込んでも、業者の方に利があり、法改正の必要性を強調する識者もいます。

 ここでは、産業廃棄物処理場問題をとりあげましたが、私たちの生活、環境をとり巻く問題は、ますます複雑、困難、深刻になりつつあります。

 こう考えただけでも、公務員の皆さんは、襟を正して仕事をしていただかなければならないと思うのですが、役所へ行って公務員の仕事ぶりを見ていると、とうていそのような真剣な姿勢が伝わってくることは少ないのです。

 民間企業は、これにくらべて、業績を上げることが義務づけられていますので、真剣味はあるのがふつうです。しかし、これも、大企業、大組織になると責任感がうすれがちです。

 自立する前提は、やはり

・自分の責任を自覚すること

・真剣に仕事をすること

です。そういう中から、問題に気づく感性も育ち、磨かれるのです。



 









最終更新日  2019.10.17 00:00:14
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