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2010.03.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
人間性心理学の開祖心理学者のマズロー博士は今から40年以上も前に「価値ある目標の喪失が人類の危機である。このような状態に対して人間は何かできることがあるはずだ」と訴えました。価値ある目標の喪失をどうすればよいか、「何か出来ることがあるはずだ」その具体策のヒントが今回のキーワードです。
  日本の社会では、一部の責任ある地位の人々が、おいしいところばかりを追いかけてバブル経済を仕掛け、悪い手本を示し、市民の勤労意欲をなくさせました。
 そしてバブル経済が崩壊すると今度は、責任を回避し既得の権益にしがみつこうとしています。
さらには、マネーゲームの横行。
額に汗して働くことが敬遠され、電話やコンピューターで、数字上のマネーを動かして、瞬時に巨万の富を築く人。こんなことでよいのでしょうか。
しかし、インターネットで世界中が結ばれ、日本だけではどうしようもない世の中になりました。
外国の〇〇マネーが、株式投資や企業買収いわゆるファンドという形で、隙あらば儲けようと狙っています。
こういう世の中になってくると、「自分だけが清廉潔白に生きよう」と覚悟してもどうにもならないように見えます。
「お金を儲けちゃいけないんですか」村上ファンドの元社長は、そういって開き直りました。その答えはーズバリ言えば次の通りです。
金儲けそのものは確かに、悪いことではありません。しかし、金儲けに限らず、何事も「手段を選ばず」というわけには行きません。
村上氏の場合はインサイダー取引が違法の疑いがあるということで逮捕されたわけです。
今、公的な立場を利用して、絶大な影響力をもつ立場にある人が、蓄財に走る場合もしばしば見られます。(某県知事、日銀総裁、公安調査庁長官などの疑惑、社会保険庁関連の体育施設や研修施設への過剰投資)
お金や権力は、万民(あまねく多くの人々)のために生かしてこそ、価値があるのです。   
特に、公的立場の人、影響力の強い人々は、このことを肝に銘じなければなりません。法的責任以外に、道義的な責任があるからです。それを「金儲けは悪いことか」と開き直るのは、明らかに「判断」のどこかが「大きく狂っていた」といわざるを得ません。ここで、すべての「拝金主義者」に次のように問い掛けたい。
そうやってお金を儲けて「何に使うつもりですか?」と。
人には本来「良心」が備わっているはずだとすれば、無責任で自己中心、せつな的な金儲けは、かならずどこかで行き詰まり、破綻します。無理をすれば、本人のストレスも大きく、悪い連中のターゲットにもなることは目に見えています。ということは「犯罪を誘発している」ともいえるのです。
先ごろ発生した美容整形外科院長の娘の誘拐事件についてはこの連載で既に取り上げました。
アメリカ、日本、ヨーロッパ先進各国そして経済成長著しい中国、脱社会主義傾向の目立つロシアなどで、新しい富裕層が生まれて生活がますます豪華になる一方で、貧困が原因と見られる、犯罪やテロ事件が、あちこちで頻発しています。
もとより、国際社会の表舞台では、裕福な国が貧しい国に援助する国際連合のユニセフ、ODAや多くの援助金があり、日本も多額の援助金を支出しています。が、他方、裏舞台=闇の世界では裕福な国から貧しい国に、兵器が提供され、代理戦争を誘発し、資源や利権を争うーという悲しく忌まわしい構図が存在していることは何となくみんなに伝わっていることだと思います。
国、行政機関、会社、個人いずれの場合も、カネを儲けても、それを社会に還元しないと、破綻は免れないのです。中国古典の哲人たち(老子、孔子)も言っています。
〇〇マネーが世界中を飛び回る21世紀、私たちは原点に帰って、額に汗して働く価値、大切なもののために働く意味を考え直すことが必要です。
又、今、天下り公務員の公費の無駄遣い、そしてその無駄遣いに対してだれも責任を取らないという現象。
さらには、悲劇のたびの『反省』『撲滅運動』にもかかわらず、飲酒運転などの悲劇はやまず『責任感』『使命感』が忘れ去られた感があります。
責任感のある人間は、馬鹿正直で損をするーとさえ考える人も少なくないようです。
しかし、そうではないのです。無責任な行動からは、悔恨と物足りなさのみが残り、成長の実感、精神的な充実感、『何かをやり遂げた』という達成感ももたらされません。
反対に、責任ある行動は、『達成感』や『爽快感』を伴うもので一番得をするのは、責任ある行動をとった本人であることを知るべきです。
今こそひとりでも多くの人が、働く価値に目覚め、責任ある行動をとることを心がけるべきだと思います。なお、ここでいう「働く」とは必ずしも(お金を稼ぐ)ことではなく、ボランテイア活動でもNPO活動でもよいのです。それが結局本人や家族のためにもなるのですから。
この後、この連載でも紹介する(予定の)シュバイツアー博士も「仕事を愛する人はそれだけで成功者」といっています。
*『閃き』のヒント
「自分が何をしているか」を徹底させることが、責任感と使命感を植え付け、『モチベーション』を向上させる。





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最終更新日  2010.03.15 20:39:50
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