カミングアウトします。
今まで綴るかどうか迷っていたのですが、今日は我が家の次男のことを書きます。我が家の次男は1年4か月前、高校受験し、晴れて志望高に合格しました。(次男の高校合格の様子はこちら⇒◆)で、充実した高校ライフを送るのかといえば・・以下のようなことが・・・(不登校になった次男のこと⇒◆)(その後のこと⇒◆)実は上記のあとも結局学校に行かなくなり・・3月にせっかく合格した高校を退学し、本人と奥さんがいろいろ話し合って、4月から通信制の高校に編入しました・・4月からは私も単身赴任解除となり、家族3人で暮らしており、私も次男のそばにいるのですが・・なかなかに難しい状況が続いています。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆我が家は共働きで、自宅からそう遠くない職場で、お互いが働いているので、朝、自宅を出発する時間は、8時過ぎです。私は兼業主夫ですので(笑)皆さんご存じのとおり、朝はめっちゃ早起きして、朝ごはん&お弁当作り~朝活~をしております。だいたい奥さんと一緒に、朝食を朝6時すぎに食べて、身支度をします。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆次男は8時を過ぎても起きません・・・以前は朝の忙しい時間帯に、奥さん、私が替わる替わる起して~それでも起きないことの方が多く・・起きてきたとしても、超不機嫌・・・何度も起こした挙句、「うるさい!わかっとる!」と言われたりも・・・で、奥さんと相談して、親が起こすことはやめ、一応、8時には起きるというルールだけ設定し、あとは本人の努力に委ねました。それでもここ1か月の動向を観察していると、8時前に起きれたのは半分もいかず・・・中には10時くらいまで寝ていることも・・そんな極端に夜更かしをする訳でもなく、23時くらいには就寝しているようですが・・☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆私たちは平日は仕事に行くので、次男が自宅で何をしているかは解りませんが、起床しても着替えることもなく、多少、通信制の高校から出た課題をやったり、あとはスマホいじったりとダラダラと・・・疲れたと言って、日中でもベッドの上で過ごしたりと・・・本人曰くは「大学にはいきたい」とのこと・・このままではいけないなと思い、何度か次男と話をしました・・・大人になるということは~自立・自律するということは~それなりに話をしました・・・というか私が一方的に話さざるを得ず・・・次男はこういった自分と向き合う事になった時、下を向いて目線を合わせずに、ひたすら貝のように口を閉じて、何もしゃべらなくなります。私は説教しているわけではなく、「○○(次男)はどう考えるの?」「〇〇(次男)はどう思ってるの?」と丁寧に問いかけをしたり、オープンクエスチョンでは話しにくいことは、YES NOでこたえられる、クローズドクエスチョンも織り交ぜたり・・・それさえも答えないのです・・・思えば幼少のころから、次男は、「何かをやり遂げた」という達成感は経験してません。小学校のころやり始めたサッカーや剣道もいやになって辞めてしまい・・・その都度、「どうしてやりたくなくなったの?」と聞いても何も答えてはくれませんでした。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆親という立場で上から目線にならないよう、同じ目線で話をするよう心がけてはいますが、本人からのリアクションがないと、こちらとしても手の打ちようが無いのです。私としては別に大学に行くことは選択肢のひとつなので、行こうが行くまいが、次男の判断でいいと思います。別に次男が成績優秀であったり、社会的に評価されたり、そんなことも私としてはどうでもいい。他の子どもと比較することもしない。ただ、言いたいのは、人間として大人になるということは、周りに良い影響を与え、なんらかの価値を提供できること~なのだと思うのです。ですから、自分の子には、少なくともそういう人間になってほしい・・というのが親心なのです。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆最後に・・・今回のブログに合うのかどうかわかりませんが私の尊敬する歴史上の人物の一人である、吉田松陰が残した辞世の句・・・親思う心に勝る親心けふの音づれ何と聞くらんこれは吉田松陰が、安政の大獄で処刑される前に、両親あてに送った辞世の句です。ざっくりとした意味は、「子が親を思う心よりも、親が子を思う心の方が深い」こんな感じです。吉田松陰はその波乱万丈な生涯を29歳という若さで終えます。・・もし吉田松陰が生きていて、我が家の次男を見たら・・いったい何を思うのでしょう・・・