テーマ:模型鐵道(693)
カテゴリ:プラモデルを作ってみよう
昨日のお約束?通りに試行錯誤して作ったオハ35の言わばプロトタイプをご覧に入れましょう。
まずはランナーから車体の主要パーツを切り出し眺めてみましょう。 この写真では分かりづらいのですが、金型の都合か抜く方向に向かってパーツが台形になっています。 これではそのまま接着しても接合面は確保できませんから立て付けの悪い仕上がりになってしまいます。 そこで、各パーツの外周が直角になる様にヤスリ等で仕上げましょう。 時々、定規を当てながら”精度第一”で整形します。 ただし、車体側板の上辺は2段雨樋なので、バリだけを削る様にしないとね。 その次の作業として、車体側板の裏側(箱に組んだ時内側にくる面)を見ると、大きな抜きピン跡がいくつも出来ています。(オレンジに色つけした部分) この抜きピン跡を残したままだと、箱組みする際に邪魔になって直角が出せませんので、正しい箱には組上がりませんね。 また、窓ガラスとなる塩ビ板を接着する際、邪魔になる部分もありました。 そこで、この抜きピン跡をナイフなどで削り取り、#400のペーパー掛けをしてパーツを整えてあげましょう。 そうそう、デッキドアの手すりが車体と一体で成型されているので、これも削ってしまいましょう。 デッキドアについては、0.2mm真鍮線や、エッチングパーツを利用してあげた方がスッキリ仕上がると思います。 ここは意外と目が行きやすい部分ですので、ディテールアップするポイントになると思いますよ。 さて、ここまで作業が済んだら、車体の箱組をするのですが! いきなり接着剤は御法度! セロテープなどで(ここではマスキングテープを使用)、仮組みしてみましょう。 先程来のパーツ成型のおかげでゆがみ無く組上がる事は確認できましたが、どうも車体の強度に不安が残ります。 長い車体側面の方向に対して力を加えると簡単にペシャンコになりそうな、部品構成ですよね。 この写真でも分かる様に、このキットにはデッキと客室の仕切板がありません。 ついでにトイレ&洗面室の仕切もありませんね。 少しでも、車体強度を上げる為にも、それら仕切板を再現すると共に、客室の床板をもう1枚加える事によって強度を上げようと思います。 と言う事で、t0.5mmのプラ板を使って、それらの部品を作っていきたいと思います。 では、作業に戻りますので・・・、 続きは次回の講釈で!チャンチャン♪ 【KATO・カトー】鉄道模型Nゲージオハ35ブルー一般形(5127-2) えぇっ!オジサンが知らぬ間にカトーから完成品が出てるとは・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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GMのこの辺りのキットって金型もメチャメチャ古いと思うんですよね。
急行ニセコを組もうとしてスハ45なんて30年ぐらい前に作りましたもん σ( ̄∇ ̄o) (2009年10月01日 23時14分29秒)
夢卯眠さん こんばんは!
>GMのこの辺りのキットって金型もメチャメチャ古いと思うんですよね。 >急行ニセコを組もうとしてスハ45なんて30年ぐらい前に作りましたもん σ( ̄∇ ̄o) オハ35、スハ32、マニ36&37、マニ44の、これら2両セットは20数年前に発売になったモノで、それ以外は30年選手ですね。 古いキットは発売当初、形式も車体にモールドされていて、床下はダイキャスト一体のモノを床板にねじ止めするんでしたね。 値段にだまされ?ずいぶん作りました。 でも、あの頃もうちょっと高かった中村精密製の丸屋根やダブルルーフの客車は憧れだったなぁ~。 数百円の差だったけど、子どものお小遣いじゃ手が届かなくてねぇ。 今じゃ、良い想い出かも知れませんが。(笑) (2009年10月01日 23時28分10秒) |
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