~平成の残り香~ 昭和男のよもやま研究所

2015/12/27(日)19:05

有終・女子サッカー界の至宝・澤穂希選手、現役引退。

スポーツ(561)

 12月27日、 今日は神奈川県・等々力陸上競技場で第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝 アルビレックス新潟レディース VS INAC神戸レオネッサ戦が行われた。 この試合では、皇后杯の行方よりも…、 現役引退を表明した日本女子サッカーの至宝・澤穂希選手の一挙手一投足、 彼女のプレーの方が注目された試合になってしまったね。 まぁ、それだけの選手のラストマッチですからねぇ~、 致し方ないのかも知れないね。 しかしまぁ~、 サッカーの神様もレジェンドに気を使いすぎたかな? こんな結末で、試合を結ぶとはねぇ~。 0―0で迎えた試合後半33分、 INACは右サイドのコーナーキックでチャンスを掴む! キッカーは川澄奈穂美選手、 川澄の右足から放たれたボールはゴール前中央へ! そこに飛び込んだのは! やはりこの人がいるんだよなぁ~。 澤選手の第3の足・ヘッドが反応する! ボールがゴール右隅に突き刺さる! あぁ!INAC先制!! 得点は澤穂希!!! これが決勝戦となり0-1でINAC神戸レオネッサが皇后杯を勝ち取った。  どう考えても出来過ぎだよね。 しかしそれは、長年女子サッカーを支え続け、 日の丸を背負ってきた彼女の矜持が生んだ得点なのかも知れない。 そして…、 その時こそが、日本の女子サッカーの新たな船出なのかも知れないね。 来たる2016年にはリオデジャネイロオリンピックが控えている。 今、言える事はただ一つ。 プレーで、そして背中で語る先達・澤穂希の姿はそこにはいない。 さぁ!それでも立ち上がれ、澤穂希の生きざまを感じた乙女たちよ。 更に進化した日本の女子サッカーを羽ばたかせ! 最後に一言。 澤穂希選手、長きに渡るサッカー選手としての現役生活、お疲れ様。 そして、ありがとう!

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