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カテゴリ:気持ち・自分の気持ち・人への気持ち
原作、石ノ森章太郎。 意思を持つ巨大ロボット17(ワンセブン)と三郎少年が、人類滅亡をたくらむ巨大人工知能ブレインが作り出すロボットと戦うSFロボット物。 人口の爆発的増加や資源の争奪戦などにより、これから先の未来を、どう切り開き対処していくか、解決するために作られた巨大人工知能ブレイン。そのブレインが一夜にして消え、そして、ある日、巨大なローラーを持つロボットが山間部の集落を襲う。そのロボットの破壊活動により、両親と姉をなくした三郎少年は、偶然、地底深くに眠る大鉄人17を発見。17を地底より開放し、ローラーロボットと対決する。 巨大人工知能ブレインは人類に対し反乱を起こし自らが地球の征服者となるべく、人類抹殺を計る。人類滅亡のために作り出したのだが、17である。しかし、17の人工知能は、やがて自我に目覚め、ブレインの人類抹殺計画に反旗を翻す。そのため、ブレインの手により地底深く幽閉されていたのだ。 出来すぎた人工知能が、自ら作り出した、出来すぎたロボットに、反乱を起こされるなんて。 17は、ブレインが17番目に完成させたロボット。ロボット形態から、体を折りたたみ、飛行形態へ変化する。体内から、シグコン(シグナルコントロール)ジェットや、シグコンタンクを発信させ、偵察、索敵、救助などを行う。 後に、三郎専用サブローカーを体内で組み上げるなど工作も可能。 当初は、17と意思を疎通させるには、専用ヘルメットを通してでしか、出来なかったが、その後、17は、言語をマスターし、誰とでも、会話が可能になる。 後半になると、18ワンエイトという弟ロボットが出現。初めは、戦っていたが、18も、人類の暖かさに触れ、自我に目覚め、兄17と共闘するも、敵に、破壊されてしまう。 弟ができたことにより17にも感情らしきものが発生したらしく、弟の死を悲しんでいる。短い期間であったが、肉親(ロボットなんだけどね)がいたことで17にも何かの変化があったらしい。 17の最終兵器はグラビトン。高重力波を打ち出し、相手を破壊する。他には、パンチなど。 反乱を起こしたブレインに手を貸す人間もいるわけで、その悪役の顔触れも多彩。平田昭彦氏(ゴジラ、さよならジュピター、ウルトラマン他多数)、山口暁氏(仮面ライダーV3ライダーマン役、電人ザボーガー、忍者部隊月光)、ブレインを利用しようとして逆に利用された博士に大月ウルフ氏等。また、悪のバラモン教僧侶に、その部下のピンクジャガー、ブルージャガーなどがいたりした。 この17、変形機構にちと無理がある。飛行形態に変化するも、ロボットならではのフトモモより太いスネにフトモモが収納されるのだが、そうなると、スネの部分は中身があると、変形に不都合がでる。当時、発売されていた、超合金「大鉄人17」は、やはり、スネの裏側はガランドウだったのである。 それに、両手は腹部に収納されるのだが、腹部にはグラビトン発車装置があり、収納は困難であろう。やはり超合金「大鉄人17」は、グラビトン発車装置を外してから変形させないといけないのであった。 テレビでの変形シーンは、カッコイイんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.12 15:12:25
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