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くおんのゲーム探究旅団

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2005年09月09日
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カテゴリ:ゲームなあれこれ
ゲーム古今東西の第五弾です。
今回は、昔のゲームよりも今のゲームのクローズアップ。

名作(秀作?傑作?)と呼ばれるアドベンチャーゲームは沢山ありますが、それらは
特にパソコン(以下PCと表記)時代に名作として名の知られた作品が後に家庭用に移植され
更に好評を博したケースが大変多いようです。

もともと、PCゲームの初めは、紙芝居的に物語が展開する形式が多かったわけですが、
「ミステリーハウス」などから始る(厳密にどれが最初かはわかりませんが)
テキストアドベンチャーと呼ばれる形式(行動を直接言葉で入力 とる→かがみ など)
が主でしたが、後にコマンド式(行動一覧から選択する)が主となりました。

そして、現在では、いわゆるアドベンチャーゲームというと、拠点拠点の行動分岐選択
方式がほとんどとなってしまい、コマンド選択などをする手間が無い分、かなり手軽に
物語に集中できるものの、謎解きという部分は薄れてしまったのも事実です。

さてさて、そんなウンチクはたいして知識がないので、このへんで終えるとして
拠点分岐での行動選択が主になってきている現在において、ちょっと珍しい形で
アドベンチャーゲームの一つの形を見せてくれた作品がありました。

それが今回紹介する「監視者 サーヴィランス」でございます。
実は、この日記を書いた一番初めに書いたことがありましたが、右も左もわからず
書いていた事もあり、誰の目にも触れられず終わったであろう日記だったので
あらためて、少しリメイク(?)して書くことにしました。
個人的には斬新なゲームだと感じたので、埋もれさせるには惜しい作品だと思ったので^^


【機  種】:PS2
【タイトル】:監視者 サーヴィランス

何気に手に入れたのは、中古で1,000円でした。
個人的にはお買い得だったと感じています^^


さて、このゲーム自分の中のゲームという定義に照らし合わせれば立派なゲーム
なのですが、巷では「こんなのゲームじゃない!」という人も多いようです。
何故かというと、その理由は独特なシステムにあるもよう。

ある国の特殊部隊「シャドウソード」といわれる部隊で「サーヴィランスシステム」
と呼ばれる監視カメラを使って仲間の隊員を補佐しながらゲームは進むわけですが、
リアルタイムで6つのカメラを監視しつつ様々な解析を行います。

この6つのカメラを監視しながら、任務を遂行している仲間達に以上を知らせたり
画像解析によって、危機や状況を解析するのがプレイヤーの役割なのです。

ということで、実はゲームとしての操作は解析したいターゲットにカーソル合わせて
○ボタンを押すというだけのゲームなのです。
まあ、人によっては「これだけかよっ!」と思ってしまう部分もありますが・・^^;

しかし、このアニメを作っているのが日本アニメで一般でも有名になりつつある
「プロダクションIG」。
アニメの作りこみは流石です。
「甲殻機動隊」あたりのアニメが好きな人は楽しめるかも?

また、やるドラシリーズなどの後継にもあたる作品と言われているので、
やるドラシリーズを楽しんだ方も必見ですね。

で、ゲームのほうですが、個人評価は結構おもしろい!
例えば、監視カメラが6つほどあり、仲間の隊員がテロリスト制圧のために色々な所で
動いているわけですが、ただただ解析すればいいってもんじゃなくて、カメラに一瞬しか映
らないような重要な解析物(人)が各所にあります。

後にそれを解析していないとバッドエンドを迎える場合もあり、とにかく
集中してモニターを観察し、すばやく解析してやらなければ、仲間はどんどん
ピンチに追い込まれていきます。

そんな中、緊張しながら重要な解析物を見逃してはいけない!と思いつつ、仲間の隊員
をカメラで見てるわけですが、そんな矢先に別カメラでたまたまミニスカートの
お姉さんのお尻のあたりが映ったりするわけです・・w

そりゃあ、健康な男子ならばついついカメラ切り替えてしまいますよ・・。そん
なわけで、それに気を取られてる隙に、他カメラでは重要な解析物が映っていた
りするわけで・・・
そういう演出的な部分がとても面白いな~って感じるゲームなのです。

最終的には重要な解析物を決められた一定数しっかり解析できるかどうかで、ク
リアーかバッドエンドに道別れするわけですが、バッドエンドもいくつか(分岐)あったりもします。

物語は、人によって様々な感想があると思います。
リアルタイムでどんどん進行するなか、見逃してはいけないという
緊張感は結構ワクワクするものです。

アニメーションがバンバン動き、その中でアドベンチャーを楽しむ事ができる。
昔のアドベンチャーではできない今の技術だからこそ生まれたゲームです。
昔からあったアドベンチャーゲームというジャンルと音声やアニメーションを同時に
再生できる今の技術が融合すれば、まだまだアドベンチャーゲームも新化できると
思うんですけどね~。残念ながら、こういう意欲的な作品が少ないのが残念なところです。

サーヴィランス公式
http://www.playstation.jp/scej/title/surveillance/


今日の裏技

【タイトル】:怒
【機  種】:ファミコン
【内  容】:コンティニュー
       ゲームオーバーの表示が出る前にA、B、B、Aの順にボタンを押す

【コメント】:怒シリーズはゲームセンターではよくみかけたものの、実際にファミコン
       ではプレイしませんでした。やはり戦場の狼が自分にとっては印象的だった
       ので^^; それにしても、この当時はコンティニューを付けずに何故
       隠している場合が多かったのが、ちょっと謎ですねぇ(笑)





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最終更新日  2005年09月09日 18時53分06秒
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