2007/11/06(火)22:58
シャガール展感想
●彼の写真も多く展示されており身近に感じることも出来る
上野の森美術館でやっている「シャガール展」に行ってきた。
真面目に見るのは10年以上ぶりかな。
でも、彼の線・色は一目観ればそれと分かる。
本当に彼独自の世界だ。
少しくすんだ青色がシャガールのお気に入りの色かと
思っていたが、違った。
ものすごくいろんな種類の色を使っている。
青・赤・黄、などなどなんでもあり。見ているだけで楽しい。
展覧会図録をちょっと読んだら、同時代に生きたピカソのことを
ライバル視していたらしい。で、ピカソはシャガールのことを
「ルノワール以来の色彩の使い手」と高く評価していた様子。
シャガールは1987年没、ピカソは1973年没。
ピカソはともかく、物心ついたときに?シャガールは
まだ生きていたんだなぁ。。。
重力に囚われず浮遊している絵の中の人物も楽しい。
シャガールの絵本があったら買いたいな。
線が柔らかいよね。迷いなくすーっと描く感じ。
でっかいロバとかたまにぎょっとする題材も取り上げるが、
基本的に胸にストン、と落ちる感じの絵が多くて楽しい。
あー、よかった。日曜日午後に行ったが、
それほど混んでなかった。
#俺にでも描けそうな、と錯覚可能。